品川区の神社

品川区の神社

大井蔵王権現神社

創建年代は不詳だが、平安時代に遡るともいわれる。親鸞聖人の高弟で関東六老僧の一人・了海上人は当社の霊験により誕生したという伝承がある。元は権現台に鎮座していたが、明治43年(1910)品川操車場の埋立工事に伴って東大井の来福寺境内に遷り、そ...
品川区の神社

三谷八幡神社

もともと小山村全体の鎮守は妙見八幡社(現在の小山八幡神社)だったが、延宝・元禄(1673~1704)の頃、「信仰上の軋轢」により石井助太夫が妙見八幡から八幡神像を持ち出し、字三谷の鎮守とした。 品川区の神社 正式名称 八幡神社〔はちまんじん...
品川区の神社

鹿嶋神社(大井)

大井村の総鎮守。社伝によれば、安和2年(969)鹿島神宮から御分霊を勧請したことに始まる。かつては例祭の奉納相撲が盛んで、江戸郊外の三大相撲に数えられたという。豪壮な木造社殿は昭和6年(1931)の造営。その脇にある末社は文久2年に建造され...
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小山八幡神社

創建年代は不詳だが、長元2年(1030)源頼信によって勧請されたという伝承がある。江戸時代以前は妙見菩薩を併せ祀り、妙見八幡あるいは池ノ谷八幡と称していた。元は小山村全体の鎮守であったが、元禄年間(1688~1704)三谷八幡神社を分祀、氏...
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天祖・諏訪神社

立会川をはさみ、旧東海道沿いに天祖神社と諏訪神社が鎮座していた。天祖神社は浜川町と元芝の鎮守で、建久年間(1190~99)以前の創建と考えられている。諏訪神社は土佐藩下屋敷の海岸寄りにあり、寛永8年(1631)の鎮座とされる。昭和40年(1...
品川区の神社

桐ヶ谷氷川神社

桐ヶ谷村の鎮守。創建年代は不詳だが、『新編武蔵風土記稿』に元禄年間より境内が除地とされていたことが記されており、それ以前に遡ると考えられている。明治41年(1908)村内の八幡神社・諏訪神社・廣智神社を合祀した。境内の湧水は氷川の滝と呼ばれ...
品川区の神社

居木神社

大崎総鎮守を称する。旧居木村の鎮守。創建年代は不詳だが、古くは雉子ノ宮と呼ばれた。江戸時代の初め、目黒川の氾濫を避けて高台の現社地に遷座した。この時、村内の貴船明神・春日明神・子権現・稲荷明神を合祀して五社明神と称するようになった。明治5年...
品川区の神社

戸越八幡神社

戸越村の鎮守。社伝によれば、大永6年(1526)村内の藪清水の水源地から八幡大神の御神体が出現し、行永法師が草庵に奉安したことに始まる。文禄元年(1593)別当・行慶寺の開山・念誉上人が八幡宮を建立して御神体と本地仏の阿弥陀如来を奉安。元禄...
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荏原金刀比羅神社

安永元年(1772)讃岐高松藩の家臣・岡田永清が高松港の発展と海上安護のため、高松に金刀比羅宮の御分霊を勧請したことに始まる。昭和5年(1930)東京の金刀比羅宮崇敬者の要望により、東京府荏原郡荏原町の現社地に遷座した。昭和21年(1946...
品川区の神社

貴船神社(品川)

南品川宿の枝郷・三ツ木の鎮守で、荏原神社の元宮とされる。由緒も荏原神社と共通で、和銅2年(709)藤原伊勢人が勧請したことに始まる。品川の海岸が埋め立てられ、南北品川が栄えていくようになり、西光寺境内を経て目黒川畔の現社地に遷座したのが荏原...