正八幡神社(関口)

正八幡神社

関口の正八幡神社は、江戸時代には関口八幡宮と称された。目白台の水神社の相殿に祀られた椿山八幡宮を下之宮、当社を上之宮と称したという。明治5年(1872)村社に列格、現在の社殿は昭和12年(1937)落成。
文京区の神社

正式名称 正八幡神社〔しょうはちまんじんじゃ〕
御祭神 品陀和気尊
社格等 旧村社
鎮座地 東京都文京区関口2-3-21 [Mapion|googlemap]
東京は江戸時代以来、約400年にわたり日本の中心として繁栄してきた。そのため、江戸幕府や明治政府から特別の崇敬を受けた重要な神社がいくつ...
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御由緒

正八幡神社は旧関口町、関口台町、関口駒井町、関口水道町を氏子とし、江戸時代以前は関口八幡宮とも称されていた。

創建年代は不詳。旧別当は黄檗宗の龍泉山洞雲寺(豊島区池袋3、大正3年に関口から移転)で、同じく同寺が別当であった目白台の水神社の相殿に祀られていた椿山八幡が下の宮が呼ばれていたのに対し、当社は上の宮と称されていたという。『江戸名所図会』等によれば、御神体は仏工春日の作という。

明治5年(1972)村社に列格。現社殿は昭和12年(1937)に造営されたものである。

資料

礫川要覧

八幡神社

関口町百六十八番地にあり、祭神は誉田別尊なり。創建の年代は詳ならざるも、その古社たることは、口碑等に明なり。境内広しといふにあらねども、数株の老樹ありて枝葉繁茂し、自ら幽邃の趣あり。明治九年村社に列せらる、例祭は毎年九月十五日なり。

小石川区史

八幡神社

関口町の目白坂中腹に在り、祭神は誉田別尊である。その由緒は不明であるが、江戸時代には洞雲寺の所管で、水神社相殿の八幡社の下の宮に対して、上の宮と呼ばれて居た。明治五年村社に列せられた。現在社地は二百七十余坪、祭礼は九月十五日、関口町、関口台町、関口駒井町、関口水道町を氏子としてゐる。

御朱印

  • 正八幡神社の御朱印

平成17年拝受の御朱印。朱印は「正八幡神社」。

写真帖

  • 鳥居

    鳥居

  • 手水舎

    手水舎

  • 拝殿

    拝殿

  • 本殿

    本殿

メモ

最寄りの東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅から徒歩で5分弱。神田川の北側、都心でありながら緑の多い一角に鎮座する。境内も広くはないが、豊かな緑に覆われ、ちょっと東京の真ん中とは思えないほどである。

正八幡神社の概要

名称 正八幡神社
通称 目白八幡宮
旧称 八幡神社 関口八幡宮 上之宮
御祭神 品陀和気尊〔ほんだわけのみこと〕
鎮座地 東京都文京区関口二丁目3番21号
創建年代 不詳
社格等 旧村社
例祭 9月15日に近い土・日曜日
神事・行事 1月15日/中祭
5月15日/中祭
※『平成「祭」データ』による

交通アクセス

□東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」より徒歩約6分

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