東京の神社

新宿区の神社

成子天神社

成子天神社は、延喜3年(903)菅原道真が薨去したことを聞いた家臣の佐伯と斉宮が、太宰府より道真自刻の像を持ち帰り、現在の柏木公園(北新宿)のあたりに祀ったことに始まるという。寛文元年(1661)成子村が柏木村から分村するにあたり、現社地に...
新宿区の神社

十二社熊野神社

十二社熊野神社は、応永10年(1403)中野長者と呼ばれた鈴木九郎が熊野三山から十二所権現を勧請したことに始まる。かつての境内は広大で、十二社の池・滝と称する池と滝があり、江戸郊外の景勝地として多くの文人墨客が訪れた。明治になると大きな料亭...
新宿区の神社

於岩稲荷田宮神社(四谷)

於岩稲荷田宮神社は、鶴屋南北の傑作『東海道四谷怪談』のモデルとなったお岩さん(田宮於岩)ゆかりの神社。元は田宮家の邸内社であった。明治12年(1879)左門町の火事で社殿が焼失したのを機に越前堀の田宮家敷地内に遷座(中央区新川の於岩稲荷田宮...
新宿区の神社

四谷須賀神社

四谷須賀神社は、江戸時代には四谷天王社と呼ばれた。元は赤坂・一ツ木村の鎮守の稲荷社で、寛永11年(1634)別当の宝蔵院とともに四谷の現社地に遷った。同20年(1643)神田明神境内に祀られていた牛頭天王を勧請して稲荷社に合祀し、四谷の総鎮...
新宿区の神社

赤城神社(牛込)

赤城神社は牛込の総鎮守。正安2年(1300)上野国の豪族・大胡重治が牛込に移住した際、故郷の鎮守である赤城明神を勧請したことに始まると伝えられる。江戸時代には日枝神社・神田明神とともに江戸の三社と称されたという。平成22年(2010)建築家...
新宿区の神社

穴八幡宮

穴八幡宮は、康平5年(1062)源義家が前九年の役から凱旋の際、この地に兜と太刀を納めて八幡宮を勧請したと伝えられる。寛永18年(1641)別当・放生寺を造営するために山裾を切り開いたところ、横穴が現れて八幡神の本地である阿弥陀如来像を得た...
新宿区の神社

水稲荷神社

水稲荷神社は、天慶4年(941)藤原秀郷が冨塚に稲荷大神を奉斎したことに始まるという。元禄15年(1702)境内の大椋の下から霊泉が湧き出し、「我を信仰するものは火難を免れしむべし」との託宣があったことから「水稲荷」と称されるようになったと...
新宿区の神社

市谷亀岡八幡宮

市谷亀岡八幡宮は、文明11年(1479)太田道灌が江戸城西方の守護として鶴岡八幡宮の御分霊を勧請し、鶴岡に対して亀岡と称したのが創祀とされる。当初の鎮座地は市谷御門内であったが、寛永年間(1624~44)外濠の完成に伴って茶ノ木稲荷神社境内...
新宿区の神社

皆中稲荷神社

皆中稲荷神社は、天文2年(1533)の創建と伝えられる。百人町に住む鉄砲与力が射撃上達を祈願したところ、夢に稲荷大神が現れて霊符を示した。翌朝、与力が当社に参拝し、大矢場で射撃を試みたところ、百発百中であった。これを見た旗本たちも霊符を受け...
港区の神社

芝東照宮

芝東照宮は増上寺に設けられた徳川家康の霊廟「安国殿」を起源とする。元和2年(1616)4月、徳川家康が薨去すると、遺言により葬儀は増上寺で行われた。翌元和3年(1617)本堂裏の丸山に家康を祀る廟が完成し、御神体として家康が60歳の時、自ら...