讃岐稲荷はもともと高松藩松平家の下屋敷の邸内社で、寛永年間(1624~44)の創建と考えられている。明治維新後町内に開放され、明治3年(1870)鉄道敷設のため現社地に遷座した。昭和13年(1938)芝湊町に邸内社として祀られていた小白稲荷を合祀した。
港区の神社
正式名称 | 稲荷神社〔いなりじんじゃ〕 |
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通称 | 讃岐小白稲荷神社〔さぬき こはく いなりじんじゃ〕 |
御祭神 | 倉稲魂大神 |
社格等 | 旧無格社 |
鎮座地 | 東京都港区浜松町2-9-8 [Mapion | googlemap] |
御朱印
平成24年拝受の御朱印。朱印は「正一(位)讃岐 小白 稲荷神社」、右下に「東京浜松町」。
御由緒
讃岐稲荷は讃岐高松藩松平家の下屋敷の邸内社で、文政の頃の書上げに約二百年前の創建されたとあり、おそらく寛永年間(1624~44)に鎮座したものであろうという。明治維新後、町内に開放された。明治3年(1870)旧社地が鉄道施設の敷地となるため、現社地に遷座した。
小白稲荷はもともと芝湊町(現在の浜松町二丁目13番地)の古川沿いに邸内社として祀られていたが、昭和13年(1938)区画整理のため、讃岐稲荷に合祀された。
写真帖
メモ
うにうにさんから御朱印の授与が始まったという情報をいただき、参拝した。しかし、宮司は芝大神宮の名誉宮司さんで大変お忙しいらしく、初回参拝時は日光へ出張中とのことであった。そのため、二度目の参拝時は事前に連絡し、時間を合わせて伺った。その時も忙しい公務の間を縫って来ていただいたようで、慌ただしくて申し訳ないとおっしゃったのだが、こちらが恐縮してしまった。
浜松町駅のすぐ近く、ビルが建ち並ぶオフィス街の中のこぢんまりとした神社。境内入り口には二つ鳥居があり、向かって左の鳥居には「讃岐稲荷神社」、右の鳥居には「小白稲荷神社」の扁額が掲げられている。拝殿は一つだが、扉は二つで、やはり向かって左に讃岐稲荷、右に小白稲荷の扁額が懸かる。いかにも庶民的な雰囲気のお社である。
※追記:社務所不在の時は芝大神宮で拝受できるとのこと。(H28.4.11)
讃岐小白稲荷神社の概要
名称 | 稲荷神社 |
---|---|
通称 | 讃岐小白稲荷神社 |
旧称 | 讃岐稲荷神社 |
御祭神 | 倉稲魂大神〔うかのみたまのおおかみ〕 |
鎮座地 | 東京都港区浜松町二丁目9番8号 |
創建年代 | 寛永年間(1624~44) |
社格等 | 旧無格社 |
例祭 | 5月14日・15日 |
交通アクセス
□浜松町駅(JR・東京モノレール)より徒歩1分
□大門駅(都営浅草線・都営大江戸線)より徒歩4分
□芝公園駅(都営三田線)より徒歩8分