諏訪神社 | 東京都北区

諏訪神社

正式名称 諏訪神社〔すわじんじゃ〕
御祭神 建御名方命
社格等 旧村社
鎮座地 東京都北区赤羽北3-1-2 [Mapion|googlemap]
公式サイト http://ak8mans.com/suwa.htm

【由緒概要】
諏訪神社は袋村の鎮守。創建については不詳だが、応永3年(1396)旧別当・真頂院の第一世・秀善和尚が信濃国の諏訪大社より勧請したと伝えられている。かつて社前にあった御神木の袂杉は、秀善和尚が袂に杉苗を入れて諏訪より持ち帰ったものと伝えられている(昭和36年傷みが激しくなったために伐採された)。

目次

諏訪神社の御朱印

  • 諏訪神社の御朱印

平成23年拝受の御朱印。中央の朱印は「諏訪神社」。

諏訪神社について

名称 諏訪神社
御祭神 建御名方命〔たけみなかたのみこと〕
鎮座地 東京都北区赤羽北三丁目1番2号
創建年代 応永3年(1396)
社格等 旧村社
例祭 8月後半の土・日曜日
神事・行事 1月1日/元旦祭
2月27日/祈年祭
6月15日/水神社例祭
6月27日/夏越の大祓
11月27日/新嘗祭
12月27日/年越の大祓

御由緒

諏訪神社は袋村の鎮守。『新編武蔵風土記稿』によれば、もともと袋村の鎮守は末社の丸山権現であったが、後に諏訪神社に改められたという。旧別当は真言宗の広照山真頂院。

記録が残っていないため創建については詳らかでないが、真頂院の第一世・秀善和尚が応永3年(1396)信濃国の諏訪大社より勧請したと伝えられている。寛政12年(1800)に建てられた境内・山王権現の碑には建久5年(1194)の勧請とされており、山王権現のほうが古いのかもしれないという。

明治6年(1873)村社に列格。現在の社殿は大正10年(1921)茅葺きを改築したものという。昭和43年(1968)明治百年をを記念して社殿を改修した。

かつて社前に袂杉という名木があった。これは秀善和尚が諏訪より杉苗を両方の袂に入れて持ち帰り、社の前後に植えたものと伝えられる。後ろの杉は早くに枯れてしまったが、前のものは長く残り、御神木とされていた。しかし傷みが激しくなったため、昭和36年(1961)地上170cmのところで伐採し、切り株が腐らないように鉄板で覆いをして、社殿裏の植え込みに移して保存している。

写真帖

  • 鳥居

    鳥居

  • 富士登山記念碑

    富士登山記念碑

  • 神楽殿

    神楽殿

  • 境内社

    境内社

  • 袂杉

    御神木・袂杉

  • 拝殿

    拝殿

  • 本殿

    本殿(覆殿)

メモ

武蔵野台地の北の端に位置する。神社の前を道路が横切っており、この道路によってかつての参道が分断されている。
御朱印は赤羽八幡神社でいただいた。また、当社でも書き置きのものを授与していただけるとも聞いたが未確認。

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