社伝によれば正平元年(1346)武蔵一宮・氷川神社から勧請したことに始まる。太田道灌は豊島一族との江古田原・沼袋の合戦に際して当社に本陣を置き、戦勝を祈願して杉の木を植えた。この杉は高さ30mに生長して道灌杉と呼ばれたが、残念ながら昭和17年(1942)に枯死した。
正式名称 | 氷川神社〔ひかわじんじゃ〕 |
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通称 | 沼袋氷川神社〔ぬまぶくろ ひかわじんじゃ〕 |
御祭神 | 須佐之男命 |
社格等 | 旧村社 |
鎮座地 | 東京都中野区沼袋1-31-4 [Mapion|googlemap] |
公式サイト | http://hikawa-n.or.jp/ |

御朱印
平成17年拝受の御朱印。中央の朱印は「沼袋氷川神社」、右上に「参拝記念」。
御由緒
下沼袋村の鎮守で、別当は上沼袋村の珠光山清谷寺(沼袋3、真言宗)であった。
社伝によれば、正平元年(1346)武蔵国一宮である大宮の氷川神社より御分霊を勧請、奉斎したことに始まるという。
文明9年(1477)太田道灌が江古田原・沼袋で豊島一族と戦った際、道灌は当社に本陣を置き、戦勝を祈願して杉の木を植えた。後年、この杉は高さ約30mの大木となり、「道灌杉」と呼ばれていたが、残念ながら昭和17年に枯死した。
正保年間(1645~48)代官の野村彦太夫が社殿を修築。明治13年(1880)社殿を改築、大正11年(1922)幣殿を増築した。
昭和63年(1988)8月、氏子崇敬者の奉賛により新社殿が竣工。ところが、わずか1年数ヶ月後の平成2年(1990)3月、左翼過激派の放火により焼失してしまった。しかし氏子崇敬者の協力により、平成3年(1991)8月、現在の平成社殿が再建された。
写真帖
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鳥居
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三本願い松
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稲荷神社・御嶽神社
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天王社
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神楽殿
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拝殿
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本殿
メモ
西武新宿線沼袋駅のすぐ東に鎮座しているが、改札が駅の西側にあるため300mほど歩かなければならない。社前に並ぶ紺色の幟が印象的である。
沼袋氷川神社の概要
名称 | 氷川神社 |
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通称 | 沼袋氷川神社 |
御祭神 | 須佐之男命〔すさのおのみこと〕 |
鎮座地 | 東京都中野区沼袋一丁目31番4号 |
創建年代 | 正平元年(1346) |
社格等 | 旧村社 |
例祭 | 8月第3または第4土・日曜日 |
神事・行事 | 1月1日/歳旦祭 1月3日/元始祭 2月17日/祈年祭 2月午の日/初午祭 6月22日/天王祭 6月30日/夏越の大祓 9月/NUNO JAZZ FESTA 11月23日/新嘗祭 12月30日/年越の大祓 |
交通アクセス
□西武新宿線「沼袋駅」より徒歩約2分
