久富稲荷神社は、世田谷村の枝郷・新町村の鎮守。創建年代は不詳だが、400年以上の歴史があるだろうと考えられている。現在の社殿は昭和6年(1931)の建築である。
正式名称 | 稲荷神社〔いなりじんじゃ〕 |
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通称 | 久富稲荷神社〔ひさとみ いなりじんじゃ〕 |
御祭神 | 宇迦之御魂命 〈相殿〉猿田彦命 大宮女命 |
社格等 | 旧無格社 |
鎮座地 | 東京都世田谷区新町2-17-1 [Mapion|googlemap] |
公式サイト | http://www1.speednet.ne.jp/~hisatomiinari/ |
世田谷区の神社
東京都世田谷区の神社の御朱印。松陰神社・世田谷八幡宮・喜多見氷川神社・桜神宮・池尻稲荷神社・大原稲荷神社・奥沢神社・北澤八幡神社・駒留八幡神社・菅原神社・瀬田玉川神社・玉川神社・経堂天祖神社・勝利八幡神社・太子堂八幡神社・代田八幡神社・東玉川神社・深沢神社・用賀神社・赤堤六所神社・野毛六所神社他
御朱印
(1)平成18年拝受の御朱印。中央の朱印は稲に「稲荷神社」。
(2)平成26年拝受の御朱印。中央の朱印は「稲荷神社」。右上と左下に『ぎんぎつね』の印。
(3)平成26年の御朱印拝受の際にいただいた『ぎんぎつね』の印を押した挟み紙。
御由緒
久富稲荷神社は、世田谷村の枝郷・新町村の鎮守。創建については不詳だが、参道に残っていた巨木の年輪から400年以上の歴史があるだろうという。
現在の社殿は昭和6年(1931)に造営されたものである。
昭和の中頃、境内の古木にフクロウが住み着いた。声は聞こえても姿を見ることがなかなかできなかったため、フクロウを見ると願いが叶うと言われた。これに因んで社殿向かいにふくろうの社が建立され、ふくろう御守り・ふくろう絵馬が授与されている。
写真帖
メモ
サザエさんの町・桜新町の大山道から南へ約250mの参道を進むと社殿がある。『新編武蔵風土記稿』に「往還の南の傍に華表(鳥居)あり。それより二町を隔て、遙か向かいに本社建てり」とあり、すっかり住宅地になったとはいえ、参道と境内の配置は当時から変わらないのであろう。
テレビアニメにもなった落合さよりの漫画『ぎんぎつね』に登場する冴木神社は当社をモデルにしている。その縁で集英社から御朱印が奉納され、登場キャラ・銀太郎の印が押されるようになった。
久富稲荷神社の概要
名称 | 稲荷神社 |
---|---|
通称 | 久富稲荷神社 新町稲荷神社 |
御祭神 | 宇迦之御魂命〔うかのみたまのみこと〕 〈相殿〉 猿田彦命〔さるたひこのみこと〕 大宮女命〔おおみやのめのみこと〕 |
鎮座地 | 東京都世田谷区新町二丁目17番1号 |
創建年代 | 不詳 |
社格等 | 旧無格社 |
例祭 | 10月第1日曜日 |
神事・行事 | 1月/元旦祭 2月/節分祭 2月/初午祭 2月/祈年祭 5月/月次祭 6月/夏越し大祓 9月/月次祭 11月/新嘗祭 12月/年越し大祓 |
交通アクセス
□東急田園都市線「桜新町駅」より徒歩約5分
東都神社御朱印集
東京の神社400社以上の御朱印や由緒などの紹介。珍しい江戸時代から昭和戦前までの御朱印も掲載。