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世田谷八幡宮 | 東京都世田谷区

世田谷八幡宮

世田谷八幡宮は、寛治5年(1091)後三年の役から凱旋する源義家が当地に滞在し、宇佐八幡宮の御分霊を勧請したことに始まるという。世田谷城主の吉良氏は当社を深く崇敬し、天文15年(1546)吉良頼康が社殿を造営した。かつては例祭に行われる奉納相撲で名高く、江戸郊外三大相撲に数えられた。

正式名称 世田谷八幡宮〔せたがやはちまんぐう〕
御祭神 応神天皇 仲哀天皇 神功皇后
社格等 旧郷社
鎮座地 東京都世田谷区宮坂1-26-3 [Mapion|googlemap]
公式サイト https://twitter.com/setagaya8mangu
世田谷区の神社
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御朱印

世田谷八幡宮の御朱印 世田谷八幡宮の御朱印 世田谷八幡宮の御朱印
(1) (2) (3)

(1)平成17年拝受の御朱印。上の朱印は「世田谷」とアヒルクサ文字で「うさのかみやしろ(宇佐神社)」、下の印もアヒルクサ文字のようだが判読できない。右下に相撲の図と「世田谷八幡宮」。

(2)平成28年1月に拝受した御朱印。平成17年のものと同じ。

(3)平成28年11月に拝受した御朱印。11月1日から授与されるようになったもので、中央の朱印は「世田谷八幡宮」、書体は印相体。右下の相撲の図の印は従来と同じもの。

御由緒

祭礼の様子

例大祭(平成17年)

世田谷八幡宮の社伝によれば、源義家が後三年の役から凱旋する途中、豪雨のため、この地に十数日間滞在した。この時、奥州で勝利を得ることができたのは八幡大神の加護によるものと感謝し、宇佐八幡宮の分霊を当地に勧請して、土地の氏神として祀るよう教示した。これが世田谷八幡宮の創祀であるという。

当地を領した世田谷城主・吉良氏が深く当社を崇敬し、天文15年(1546)吉良頼康は社殿を造営し、備前雲次の太刀を奉納した。江戸時代になり、吉良氏が当地を離れた後も、寛永3年(1626)吉良氏の後裔である蒔田義祇が社殿を再建、元禄12年(1698)には吉良義俊が社殿を修復している。

天正19年(1591)江戸城に入った徳川家康は朱印領11石を寄進した。

明治5年(1872)郷社に列格。同41年(1908)氏子地内の上町天祖神社・世田谷二丁目北野神社・下町、宇山、桜木の稲荷神社を合祀、また昭和21年(1946)には陸軍機構整備学校校庭に祀られていた自動車神社を合祀した。

昭和27年(1952)、社号を宇佐神社から世田谷八幡宮の旧称に復する。昭和39年(1964)現在の社殿が造営されるが、本殿内には文政8年(1825)建築の本殿が納められている。

例大祭は奉納相撲で知られ、かつては渋谷の氷川神社、大井の鹿嶋神社とともに江戸郊外三大相撲に数えられた。伝承によれば、源義家が当社を勧請したとき、士卒に奉祝相撲を取らせたことに由来するという。現在でも学生や若者による奉納相撲が行われている。

写真帖

大鳥居

大鳥居

厳島神社

厳島神社

二の鳥居

二の鳥居

手水舎

手水舎

力石

力石

土俵

土俵

神楽殿

神楽殿

高良社

高良社

招魂社

招魂社

日露戦役記念碑

日露戦役記念碑

拝殿

拝殿

本殿

本殿

メモ

里神楽

例大祭の里神楽(平成17年)

初めて参拝したのは、ちょうど秋の大祭の当日で、境内には数多くの屋台が建ち並び、参拝者で混雑していた。拝殿に並ぶ人の列も途切れることなく、地域住民に広く親しまれていることを感じさせた。
以前の御朱印は神代文字(アヒルクサ文字)の珍しいものであったが、平成28年11月より印相体の朱印になった。

世田谷八幡宮の概要

名称 世田谷八幡宮
旧称 八幡社 宇佐神社
御祭神 応神天皇〔おうじんてんのう〕
仲哀天皇〔ちゅうあいてんのう〕
神功皇后〔じんぐうこうごう〕
〈相殿〉
宇迦之御魂神〔うかのみたまのかみ〕
菅原道真〔すがわらのみちざね〕
天照大神〔あまてらすおおみかみ〕
鎮座地 東京都世田谷区宮坂一丁目26番3号
創建年代 寛治5年(1091)
社格等 旧郷社
例祭 9月中旬
神事・行事 1月1日/歳旦祭
2月17日/祈年祭
4月3日/春季大祭
5月1日/世田谷招魂社祭
6月30日/夏越大祓式・高良神社祭
9月14日/厳島神社祭
11月23日/新嘗祭
12月20日/年越大祓式
12月31日/除夜祭
※『平成「祭」データ』による

交通アクセス

□東急世田谷線「宮の坂駅」徒歩約1分
□小田急小田原線「豪徳寺駅」徒歩約7分

更新履歴

2006.01.29.公開
2006.11.09.更新
2017.06.26.改訂、WPへ移行、御朱印・画像追加。
2024.07.18.更新、画像追加

東都神社御朱印集
東京の神社400社以上の御朱印や由緒などの紹介。珍しい江戸時代から昭和戦前までの御朱印も掲載。
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