湯神社

湯神社

湯神社は延喜式内の古社で、景行天皇の御代、鷺谷に創建されたと伝えられる。大永年間(1521~28)の地震で社殿が大破し、冠山(現社地)に鎮座していた式内社・出雲崗神社に合祀され、四社大明神と称された。宝永5年(1708)境内に社殿を建立し、別社として祀られることになったが、明治4年(1871)出雲崗神社を湯神社と合祀する現在の形になった。

正式名称 湯神社〔ゆじんじゃ〕
御祭神 大己貴命 少彦名命 〈合祀〉素盞嗚命 稲田姫命
社格等 式内社 旧県社
鎮座地 愛媛県松山市道後湯之町4-10 [Mapion|googlemap]
最寄り駅 道後温泉(伊予鉄城南線)
バス停:道後温泉駅前
公式サイト http://yu.mydns.jp/
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御朱印

  • 湯神社の御朱印

    (1)

(1)平成18年拝受の御朱印。中央の朱印は二重亀甲に花菱の神紋、下は「御璽」。

※この時点では、湯神社の社務所で御朱印をいただけたのだが、現在は伊佐爾波神社でいただけるとの情報がある(未確認)。

御由緒

湯神社は道後温泉街の湯月冠山に鎮座する。道後温泉の守護神であり、延喜式内社の湯神社と出雲崗神社を合祀する。

冠山は出雲岡ともいい、出雲崗神社が鎮座していた。

出雲崗神社は孝霊天皇の御代の創建と伝えられ、素盞嗚命・稲田姫命と大山積命・茅野姫命を祀り、四所大明神とも呼ばれていた。領主・河野家の尊崇厚く、代々神田・幣帛を奉った。

また、河野氏出身の一遍上人は、父・河野通広を祀る河野霊社を参道石段の中程に建立し、出雲崗神社ともども深く崇敬したと伝えられる。後に松山城東麓にあった児守社を合祀するが、遊行上人が廻国する際には必ず参拝し、そのたびに領主が社殿を造営整備したという。

湯神社は、もともと鷺谷に鎮座していた。景行天皇が皇后八坂入姫命を伴って道後温泉に行幸された際、温泉の守り神として創建したと伝えられる。舒明天皇は道後温泉行幸に際して社殿を再建し、摂社の三穂津神を祀った。また、清和天皇は伊豫守・源寛王に勅して社殿を修補させた。

大永年間(1521~28)地震で湯神社の社殿が大破したため、河野通直が出雲崗神社の相殿に祀った。以来、両社を併せて湯月大明神、湯月西宮四社大明神、あるいは道後神などと称された。

元禄年間(1688~1604)社号を湯神社・出雲崗神社と復称。

宝永5年(1708)前年の地震で道後温泉の湧出が止まったが、湯神社で祈祷を行うと再び湯が湧き出した。この功により湯神社の再興が認められ、境内に社殿を造営して、別社として奉斎されることとなった。

明治4年(1871)官命により再び出雲崗神社を湯神社に合祀することとなり、社号を湯神社として現在に至る。

湯祈祷祭

毎年3月に行われる湯祈祷祭は、宝永4年(1707)10月に地震で温泉の湧出が止まってしまったため、湯神社で祈祷したところ、翌年1月29日に再び温泉が湧き出したことから、この日を記念して湯の神への感謝と町の繁栄を祈願して行われるようになったという。

ところが嘉永7年(1854)1月5日の地震で再び温泉の湧出が止まった。そこで、湯神社で祈祷したところ、2月22日に再び湧出が始まった。以来、この日に湯祈祷を行うようになるが、明治45年(1912)頃から新暦の3月21・22日に行われるようになった。

さらに昭和21年(1946)12月21日の南海地震のために三たび湧出が止まり、湯神社で祈願したところ、38日後に湧出が始まった。このことに感謝して本格的な行事として執り行われるようになり、現在は「松山まつり」の行事として盛大に行われている。

写真帖

  • 注連柱

    注連柱

  • 中嶋神社

    中嶋神社

  • 児守社

    児守社

  • 拝殿

    拝殿

  • 本殿

    本殿

メモ

伊予鉄道の道後温泉駅から伊佐爾波神社に向かっていくと、左手に湯神社への参道石段がある。その反対側、北側の麓には道後温泉本館がある。
石段を登り切ったところにある中嶋神社は四国四県の菓子業者によって創建されたもので、菓祖とされる田道間守命を祀る。

湯神社の概要

名称 湯神社
旧称 出雲崗神社/湯神社
湯月大明神 湯月西宮四社大明神 道後神
御祭神 大己貴命〔おおなむちのみこと〕
少彦名命〔すくなひこなのみこと〕
〈合祀〉
素盞嗚命〔すさのおのみこと〕
稲田姫命〔いなだひめのみこと〕
鎮座地 愛媛県松山市道後湯之町4番10号
創建年代 出雲崗神社/伝・孝霊天皇の御代
湯神社/伝・景行天皇の御代
社格等 式内社 旧県社
延喜式 伊豫國温泉郡 出雲崗神社
伊豫國温泉郡 湯神社
例祭 10月6日
※10月5日宵宮、10月7日神幸祭
神事・行事 1月1日/歳旦祭
1月3日/元始祭
1月第2日曜日/初子祭
3月19~21日/湯祈祷祭
5月19日/中嶋神社春祭
11月15日/綿着・七五三祭
11月19日/中嶋神社秋祭

交通アクセス

□伊予鉄市内線「道後温泉駅」より徒歩約5分


※掲載の情報は最新のものとは限りません。ご自身で確認をお願いします。

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