こまいぬ@御朱印研究家– Author –
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月見岡八幡神社 | 東京都新宿区
月見岡八幡神社は上落合村の鎮守で、元は現在の区立八幡公園のあたりに鎮座していた。旧社地に湧水の井戸があり、その水面に映る月が美しかったので、里人が「月の美霊〔つきのみたま〕」として崇敬したことに始まるという。その後、八幡神を合祀し、月見... -
葛谷御霊神社 | 東京都新宿区
葛谷御霊神社は、寛治年間(1087~94)前九年の役で奥州に向かう源義家に従った京の桂(葛)の里の者が京へ凱旋する途中、故郷に似た当地に留まり、氏神である八幡神を勧請したことに始まるという。1月に行われる備射祭は新宿区の無形民俗文化財に指定され... -
西向天神社 | 東京都新宿区
西向天神社は旧東大久保村の鎮守で、大窪(大久保)天満宮と称されていた。安貞2年(1228)明恵上人が菅原道真公自作の尊像を捧持して東国に下向し、北野天満宮を勧請したことに始まると伝えられる。寛永年間(1624~44)将軍が鷹狩りの際、金の棗入れを下... -
稲荷鬼王神社 | 東京都新宿区
稲荷鬼王神社は、承応2年(1653)諏訪村の諏訪神社の末社・福瑳稲荷を勧請し、西大久保村新田町の鎮守としたことに始まる。天保2年(1831)鬼王権現を合祀した。鬼王権現は宝暦2年(1752)紀州から勧請したもので、腫れ物・湿疹その他の諸病について、神前... -
鎧神社 | 東京都新宿区
鎧神社は、醍醐天皇の御代(898~929)理源大師の弟子・貞崇僧都が円照寺を開創した際、その鬼門鎮護として創建されたと伝えられる。鎧明神の号については、日本武尊が東征の際に甲冑六具を埋められた跡に建立されたことに因む、あるいは天慶の乱の後、平... -
神楽坂若宮八幡神社 | 東京都新宿区
神楽坂若宮八幡神社は、文治5年(1189)源頼朝が奥州征伐の際に当地で戦勝を祈願、凱旋の後、社殿を建立して鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請したことに始まると伝えられる。文明年間(1469~87)太田道灌が再興し、江戸城の鎮護としたという。 正式名称 神楽坂若宮... -
諏訪神社 | 東京都新宿区
高田馬場に鎮座する諏訪神社は、諏訪村・戸塚村・大久保百人町・西大久保村の総鎮守。社伝によれば、弘仁年間(810~20)小野篁が大国主命と事代主命を奉斎したことを創祀とし、元は松原神社と称していた。江戸時代の初め、尾張藩主・徳川義直が信濃の諏訪... -
筑土八幡神社 | 東京都新宿区
筑土八幡神社は牛込東部の鎮守。社伝によれば、嵯峨天皇の御代(809~823)八幡神を熱心に信仰する老翁が夢告を受け、松の木に注連縄を張って祀ったことを起源とする。その後、この話を聞いた伝教大師が自ら神像を彫り、祠に祀った。この時、筑紫の宇佐の... -
花園神社 | 東京都新宿区
花園神社は新宿の総鎮守として崇敬されている。社伝によれば徳川家康の江戸入府以前の創建で、大和国の吉野山から勧請されたと伝えられる。寛永年間(1624~44)現社地に遷座、この地が尾張藩下屋敷の花園の跡であったことから「花園稲荷」と呼ばれるよう... -
成子天神社 | 東京都新宿区
成子天神社は、延喜3年(903)菅原道真が薨去したことを聞いた家臣の佐伯と斉宮が、太宰府より道真自刻の像を持ち帰り、現在の柏木公園(北新宿)のあたりに祀ったことに始まるという。寛文元年(1661)成子村が柏木村から分村するにあたり、現社地に遷し...