こまいぬ@御朱印研究家

中央区の神社

鐵砲洲稲荷神社

鉄砲洲稲荷神社の創祀は平安時代の承和8年(841)で、江戸湾の奥に鎮座していたとされる。江戸湾埋め立ての進行にともなって新しい海岸線近くへと遷り、寛永元年(1624)鉄砲洲の稲荷橋南詰に鎮座。江戸湊の入口に位置することから湊稲荷とも称された...
中央区の神社

波除稲荷神社

波除稲荷神社は万治2年(1659)に創建された。当時、築地の埋め立て工事は激しい波のために困難を極めていたが、海中から引き揚げられた稲荷大神の御神像を祀ったところ、波が収まって無事に完成させることができた。そこで「波除稲荷」と尊称し、災難除...
中央区の神社

住吉神社(佃島)

住吉神社は、江戸に下った摂津国西成郡佃の漁民30人余が、幕府より賜った鉄砲洲向かいの干潟に島を築き(佃島)、故郷の住吉明神(現・田蓑神社)の御分霊と東照権現を祀ったことに始まる。佃島は江戸湊の入り口にあることから、海上安全・渡航安全の守護神...
中央区の神社

松島神社

松島神社は元亨年間(1321)以前の創建と伝えられている。当時、このあたりは入り江に浮かぶ小島であったことから松島稲荷大明神と称された。柴田氏の邸内社として祀られていたが、天正13年(1585)屋敷を開放して一般の参詣を認めたという。 中央...
中央区の神社

末廣神社

末廣神社は慶長元年(1596)以前から当地に鎮座していたという。元和3年(1617)庄司甚右衛門らが幕府の許可を得て沼地であったこの近辺を開拓し、葭原(元葭原)の遊女町を開いた。当社はその氏神として信仰された。明暦3年(1657)遊女町が浅...
中央区の神社

笠間稲荷神社 東京別社

笠間稲荷神社東京別社は、茨城県笠間市に鎮座する笠間稲荷神社の東京別社で、笠間藩主牧野氏の邸内社を起源とする。牧野氏は笠間稲荷を深く崇敬し、安政4年(1859)御分霊を江戸下屋敷に勧請した。毎年初午の日には門戸を開放し、庶民の参拝を許したとい...
中央区の神社

小網神社

小網神社の創建は文正元年(1466)のこととされる。このあたりに悪疫が流行したとき、萬福庵の庵主が恵心僧都の夢告を受けて稲荷大明神を祀ったところ、たちまち退散した。これを聞いた太田道灌が土地を寄進して小網山稲荷院萬福寺と名付けたという。正保...
中央区の神社

水天宮(日本橋)

日本橋の水天宮は文政元年(1818)久留米藩主・有馬頼徳が久留米・水天宮の御分霊を三田赤羽の江戸上屋敷内に勧請したことに始まる。安産祈願で江戸の庶民の信仰を集め、毎月5日の縁日には藩邸を開放して庶民の参拝を許した。有馬邸の移転に伴い、明治5...
中央区の神社

日本橋日枝神社(日枝神社 日本橋摂社)

日本橋日枝神社(日枝神社日本橋摂社・摂社日枝神社)は、千代田区永田町に鎮座する旧官幣大社・日枝神社の境外摂社。江戸時代には永田馬場山王御旅所などと称された。天正年間(1573~92)日枝神社の祭礼で八丁堀北嶋祓所の御旅所まで神輿が船で渡御し...
千代田区の神社

太田姫稲荷神社

太田姫稲荷神社は、太田道灌が山城国一口〔いもあらい〕の里に祀った一口稲荷を江戸城内に勧請し、鎮守の神として篤く崇敬したことを創祀とする。後に徳川幕府が江戸城を拡張した際、西の丸の鬼門に当たる神田駿河台東の大坂に遷座した。歴代将軍の崇敬を受け...