新宿区の神社

新宿区の神社

神楽坂若宮八幡神社

神楽坂若宮八幡神社は、文治5年(1189)源頼朝が奥州征伐の際に当地で戦勝を祈願、凱旋の後、社殿を建立して鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請したことに始まると伝えられる。文明年間(1469~87)太田道灌が再興し、江戸城の鎮護としたという。 新宿区の神...
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諏訪神社(諏訪森)

高田馬場に鎮座する諏訪神社は、諏訪村・戸塚村・大久保百人町・西大久保村の総鎮守。社伝によれば、弘仁年間(810~20)小野篁が大国主命と事代主命を奉斎したことを創祀とし、元は松原神社と称していた。江戸時代の初め、尾張藩主・徳川義直が信濃の諏...
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筑土八幡神社

筑土八幡神社は牛込東部の鎮守。社伝によれば、嵯峨天皇の御代(809~823)八幡神を熱心に信仰する老翁が夢告を受け、松の木に注連縄を張って祀ったことを起源とする。その後、この話を聞いた伝教大師が自ら神像を彫り、祠に祀った。この時、筑紫の宇佐...
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花園神社

花園神社は新宿の総鎮守として崇敬されている。社伝によれば徳川家康の江戸入府以前の創建で、大和国の吉野山から勧請されたと伝えられる。寛永年間(1624~44)現社地に遷座、この地が尾張藩下屋敷の花園の跡であったことから「花園稲荷」と呼ばれるよ...
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成子天神社

成子天神社は、延喜3年(903)菅原道真が薨去したことを聞いた家臣の佐伯と斉宮が、太宰府より道真自刻の像を持ち帰り、現在の柏木公園(北新宿)のあたりに祀ったことに始まるという。寛文元年(1661)成子村が柏木村から分村するにあたり、現社地に...
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十二社熊野神社

十二社熊野神社は、応永10年(1403)中野長者と呼ばれた鈴木九郎が熊野三山から十二所権現を勧請したことに始まる。かつての境内は広大で、十二社の池・滝と称する池と滝があり、江戸郊外の景勝地として多くの文人墨客が訪れた。明治になると大きな料亭...
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於岩稲荷田宮神社(四谷)

於岩稲荷田宮神社は、鶴屋南北の傑作『東海道四谷怪談』のモデルとなったお岩さん(田宮於岩)ゆかりの神社。元は田宮家の邸内社であった。明治12年(1879)左門町の火事で社殿が焼失したのを機に越前堀の田宮家敷地内に遷座(中央区新川の於岩稲荷田宮...
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四谷須賀神社

四谷須賀神社は、江戸時代には四谷天王社と呼ばれた。元は赤坂・一ツ木村の鎮守の稲荷社で、寛永11年(1634)別当の宝蔵院とともに四谷の現社地に遷った。同20年(1643)神田明神境内に祀られていた牛頭天王を勧請して稲荷社に合祀し、四谷の総鎮...
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赤城神社(牛込)

赤城神社は牛込の総鎮守。正安2年(1300)上野国の豪族・大胡重治が牛込に移住した際、故郷の鎮守である赤城明神を勧請したことに始まると伝えられる。江戸時代には日枝神社・神田明神とともに江戸の三社と称されたという。平成22年(2010)建築家...
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穴八幡宮

穴八幡宮は、康平5年(1062)源義家が前九年の役から凱旋の際、この地に兜と太刀を納めて八幡宮を勧請したと伝えられる。寛永18年(1641)別当・放生寺を造営するために山裾を切り開いたところ、横穴が現れて八幡神の本地である阿弥陀如来像を得た...