正式名称 | 八幡神社〔はちまんじんじゃ〕 |
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通称 | 六月八幡神社〔ろくがつ はちまんじんじゃ〕 |
御祭神 | 誉田別命 |
社格等 | 旧無格社 |
鎮座地 | 東京都足立区六月3-13-19 [Mapion|googlemap] |
公式サイト | http://washijinja.jp/hachimanjinja.html |
【由緒概要】
六月八幡神社は、六月村の鎮守。社伝によれば、天喜3年(1055)奥州に下向する源義家が当地で野武士と戦いになった。6月の炎天下で軍勢が疲れて苦戦したが、義家は八幡神に祈り、勝利を得た。そこで八幡宮を勧請し、村の名を六月村とし、別当を炎天寺と号したという。
六月八幡神社の御朱印
中央の朱印は「産土大神神璽」、下は「八幡神社之印」。
六月八幡神社について
名称 | 八幡神社 |
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通称 | 六月八幡神社 |
御祭神 | 誉田別命〔ほんだわけのみこと〕 |
鎮座地 | 東京都足立区六月三丁目13番19号 |
創建年代 | 天喜3年(1055) |
社格等 | 旧無格社 |
例祭 | 9月17日 |
神事・行事 | 4月29日/ゆのはなまつり |
御由緒
六月八幡神社は六月村の鎮守で、旧別当は隣接する真言宗の幡勝山炎天寺。炎天寺は小林一茶が「やせ蛙 負けるな一茶 ここにあり」などの名句を詠んだことでも知られる。
社伝によれば、天喜3年(1055)6月、奥州に向かう源義家が当地で野武士と遭遇し、戦いとなった。炎暑の頃で軍勢は疲れていたために苦戦した。義家が八幡神(『新編武蔵風土記稿』では鶴岡八幡宮、炎天寺の縁起では石清水八幡宮)に祈り、太陽を背にして戦ったところ、野武士たちは目がくらみ、ついに勝利を得ることができた。
そこで当地に八幡宮を勧請し、村名を六月村とした。また、別当寺は源氏の白幡が勝ったということから山号を幡勝山、祈願が成就したことから院号を成就院、六月炎天だったので寺号を炎天寺としたと伝えられる。
写真帖
メモ
旧別当の炎天寺は小林一茶ゆかりの寺として知られ、「やせ蛙負けるな一茶是にあり」「蝉なくや六月村の炎天寺」などの句が残る。八幡神社と炎天寺は入り口は別々だが、境内はつながっている。初めての参拝は炎天寺の一茶まつりの当日だったが、八幡神社のほうが会場になっているようだった。
島根の鷲神社の兼務社なので、御朱印はそちらでいただける。なお、中央の朱印は他の兼務社と共通で、「産土大神神璽」とある。