式内社

南多摩地域の神社

穴澤天神社

穴澤天神社は延喜式神名帳所載の穴澤神社に比定される古社で、孝安天皇4年(B.C.423)の創建と伝えられる。御祭神は少彦名命で、元禄7年(1694)に菅原道真公が配祀された。社号は麓に洞窟があり、その前を清水が流れていたことに因むという。社...
北多摩地域の神社

青渭神社(調布)

青渭神社は旧深大寺町の総鎮守で、延喜式神名帳所載の多摩郡八座の一・青渭神社の論社である。創建年代は不詳だが、古くは社前に大池があり、湧き水がこんこんと湧いて青波を称えていたことから、青波天神とも称されたという。 正式名称 青渭神社〔あおいじ...
北多摩地域の神社

布多天神社

布多天神社は、調布の総鎮守。創建年代は不詳だが、社伝では垂仁天皇の御代の創祀という。延喜式神名帳所載の多摩郡八座の一。元は古天神というところにあったが、文明9年(1477)多摩川の洪水を避けて現社地に遷座。江戸時代、甲州街道に布田宿が成立す...
港区の神社

十番稲荷神社

十番稲荷神社は、第二次大戦で被災した旧坂下町の末廣神社と旧永坂町の竹長稲荷神社を合祀したものである。末長神社は慶長年間(1596~1615)の創祀で、明治6年(1873)村社に列した。竹長稲荷神社の創建は和銅5年(712)とも弘仁13年(8...
港区の神社

御田八幡神社

御田八幡神社は式内社・薭田神社の論社で、和銅2年(709)无邪志国牧岡(白金三田のあたり)に東国鎮護の神として奉斎されたと伝えられる。嵯峨源氏渡辺党の氏神として尊崇され、渡辺綱の産土神であったことから「綱八幡」と呼ばれたという。寛永5年(1...
西多摩地域の神社

武蔵御嶽神社

武蔵御嶽神社は御岳山の山頂に鎮座し、関東有数の山岳霊場として信仰を集めてきた。社伝によれば、崇神天皇7年(110)の創建とされる。天平8年(736)行基菩薩が蔵王権現を奉安、延喜の制では地主神の大麻止乃豆乃天神社が小社に列した。文暦元年(1...
北多摩地域の神社

大國魂神社

大國魂神社は、武蔵国の総社。出雲臣の同族が武蔵の国造に任じられて以来、大國魂大神を武蔵の国魂の神として奉斎した。大化の改新後、国衙の斎場となり、国内の諸神を祀って総社とした。さらに国内著名の六社の神を祀り、総社六所宮・六社明神と称されるよう...