式内社– tag –
延喜式神名帳に記載された式内社および論社。
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皇大神宮別宮 瀧原宮 | 三重県度会郡大紀町
瀧原宮は皇大神宮(内宮)の別宮で、垂仁天皇の御代、古くから「遙宮〔とおのみや〕」として崇敬されている。天照大御神を奉戴した倭姫命が磯宮から宮川を遡り、「大河の瀧原の国」に宮殿を造立してお祀りしたことを起原とすると伝えられる。 正式名称 皇... -
皇大神宮別宮 月讀宮 | 三重県伊勢市
月讀宮は、皇大神宮(内宮)の別宮。同一境内に四つの別宮が並んでいる。延暦23年(804)の『大神宮儀式帳』によれば四つの宮が一つの瑞垣内に祀られていたという。『延喜式神名帳』には「伊佐奈岐宮二座・月読宮二座」とあり、伊佐奈岐宮と伊佐奈弥宮、月... -
豊受大神宮(伊勢神宮 外宮)| 三重県伊勢市
豊受大神宮(伊勢神宮外宮)は、雄略天皇22年(478)天皇が天照大御神の夢告を受け、丹波国より御饌都神として豊受大御神を迎えたと伝えられる。中世には禰宜の度会氏が伊勢神道を唱え、外宮の内宮に対する優位を主張したこともある。豊受大御神は天照大御... -
皇大神宮(伊勢神宮 内宮)| 三重県伊勢市
皇大神宮(伊勢神宮内宮)は、天照大御神を祀る日本の総氏神。御神体は三種の神器の一・八咫鏡で、垂仁天皇の皇女・倭姫命を御杖代として各地を巡った後、垂仁天皇26年(A.D.4)現在の地に鎮座されたと伝えられる。古代においては皇室の氏神として私幣は禁... -
馬場都都古和氣神社 | 福島県東白川郡棚倉町
馬場都都古和氣神社は日本武尊が東征の際、建鉾山に鉾を建て、味耜高彦根命を祀ったことに始まると伝えられる。陸奥国一宮・式内名神大社の都都古別神社(都々古別神社)の論社。同じく論社に八槻都々古別神社がある。由緒もほぼ共通で、元々一体であった... -
磐井神社 | 東京都大田区
磐井神社は、社伝によれば敏達天皇2年(573)の創建とされる。貞観元年(859)六十六州に総社八幡宮が定められた際、武蔵国は当社が選定されたという。延喜の制では小社に列する。江戸時代には鈴森八幡宮と呼ばれた。 正式名称 磐井神社〔いわいじんじゃ〕... -
小野神社 | 東京都多摩市
小野神社は、安寧天皇18年(532)の創建と伝えられる。延喜式神名帳所載の小野神社に比定される。武蔵国の一宮とされ、総社六所宮(大國魂神社)の東殿第一位に祀られているが、たびたびの戦乱や多摩川の氾濫のために衰微した。江戸時代には一宮大明神と称... -
阿伎留神社 | 東京都あきる野市
阿伎留神社は延喜式神名帳に記載された多摩郡八社の一。阿伎留は秋留・畦切とも書くが、いずれも「あきる」と読む。創建年代は不詳だが、社伝によれば崇神天皇7年(B.C.91)武蔵国造・土師連男塩が初代の神主となったとされる。古くから朝廷の崇敬篤く、全... -
阿豆佐味天神社 | 東京都西多摩郡瑞穂町
阿豆佐味天神社は延喜式神名帳所載の多磨郡八座の一で、古くは武州村山郷の総鎮守であった。創建年代は不詳だが、寛平4年(892)上総介高望王が造営したという伝承がある。村山党をはじめとする武将たちの崇敬が深く、北条氏照は社領5貫文を寄進、徳川家光... -
穴澤天神社 | 東京都稲城市
穴澤天神社は延喜式神名帳所載の穴澤神社に比定される古社で、孝安天皇4年(B.C.423)の創建と伝えられる。御祭神は少彦名命で、元禄7年(1694)に菅原道真公が配祀された。社号は麓に洞窟があり、その前を清水が流れていたことに因むという。社家を家元と...