幡ヶ谷村の鎮守。創建年代などは不詳だが、幡ヶ谷は古い地名で永禄年間(1558-1570)の小田原北条所領役帳にも見えることから、当社の鎮座もその頃に遡るであろうという。明治7年(1874)村社に列格した。
正式名称 | 氷川神社〔ひかわじんじゃ〕 |
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通称 | 幡ヶ谷氷川神社〔はたがや ひかわじんじゃ〕 |
御祭神 | 素盞嗚尊 奇稲田姫尊 |
社格等 | 旧村社 |
鎮座地 | 東京都渋谷区本町5-16-2 [Mapion|googlemap] |
御朱印
(1)平成17年拝受の御朱印。中央の朱印は「氷川神社」、左下は「宮司之印」。
(2)平成28年拝受の御朱印。中央の朱印は「氷川神社之印」。
御由緒
幡ヶ谷氷川神社は、幡ヶ谷村の鎮守。別当は真言宗の光明山荘厳寺であった。
創建年代は不詳だが、永禄年間(1558-1570)の小田原北条所領役帳に幡ヶ谷の名が見えることから、当社の創建も江戸時代以前に遡るであろうという。
明治維新の後、社号を氷川大明神から氷川神社に改め、明治7年(1874)村社に列した。
昭和20年(1945)5月の空襲で社殿以下の諸施設が全焼。昭和28年(1953)復興奉賛会を設立し、昭和31年(1956)9月に社殿が落成した。この際、伊勢神宮より御用材を拝領、社殿の一部に用いた。
写真帖
メモ
渋谷区の北部、中野区との境にある。最寄り駅は東京メトロ丸ノ内線中野新橋、都営地下鉄西新宿五丁目、京王線幡ヶ谷でほぼ等距離にあるが、徒歩で15分近くかかる。周囲は静かな住宅街。御朱印をいただく間にもぽつぽつと地域の方が訪れ、地元に密着した氏神様であることが感じられた。
幡ヶ谷氷川神社の概要
名称 | 氷川神社 |
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通称 | 幡ヶ谷氷川神社 |
御祭神 | 素盞嗚尊〔すさのおのみこと〕 奇稲田姫尊〔くしいなだひめのみこと〕 |
鎮座地 | 東京都渋谷区本町五丁目16番2号 |
創建年代 | 不詳 |
社格等 | 旧村社 |
例祭 | 9月24日 |
神事・行事 | 1月24日/祈年祭 2月3日/節分祭 6月15日/弁天祭 6月24日/大祓式 7月8日/御山まいり 11月酉の日/酉の市 11月24日/新嘗祭 12月24日/大祓式 ※『平成「祭」データ』による |
交通アクセス
□都営大江戸線「西新宿五丁目駅」より徒歩約13分
□東京メトロ丸ノ内線「中野新橋駅」より徒歩約13分
□京王線「幡ヶ谷駅」より徒歩約15分
□JR・京王・小田急・東京メトロ「新宿駅」よりバス
■西口より京王バス中野車庫行き・永福町行き「弥生町三丁目」下車徒歩3分