こまいぬ@御朱印研究家– Author –
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御陵印(陵墓印)とは
「御陵印」は歴代天皇の御陵の参拝記念印である。かつては歴代外天皇や皇后の陵や皇族の墓にも印があり、皇族の墓の印は「墓印」と呼ばれていたため、両者の総称である「陵墓印」を使う人もいる。 現在は日向三代の御陵である神代三陵と歴代天皇の御陵にし... -
落合白山神社 | 東京都多摩市
落合白山神社は落合村の鎮守で、現存する棟札などから元和2年(1618)加賀の白山比咩神社から御分霊を勧請・鎮座したとされる。しかし、社宝の神像が平安時代から鎌倉時代のものといい、当社の草創もその頃に遡ると考えられている。多摩ニュータウンの開発... -
八王子七福神
八王子七福神は、昭和56年(1981)に開創された比較的新しい七福神霊場である。縁起のよい末広がりの「八」と八王子の「八」に因み、吉祥天を含む八尊を巡拝する。 ■本立寺:毘沙門天 ■伝法院:恵比寿天 ■金剛院:福禄寿 ■信松院:布袋尊 ■善龍寺:走大黒... -
板橋七福神
板橋七福神は、旧板橋区(現在の板橋区・練馬区)の七ヶ寺を巡る七福神霊場で、昭和12年(1937)に開創された。七福神の御尊像は区内に住んでいた町彫師の田中金太郎氏の手になるもの。 ■文殊院:毘沙門天 ■観明寺:恵比寿神 ■西光院:大黒天 ■西光寺:布... -
東海七福神
東海七福神は、昭和7年(1932)品川をはじめとする周辺町村を編入した大東京市の成立を記念し、品川の繁栄を願って発足した。品川宿から鈴ヶ森に至る旧東海道沿いの7つの寺社を巡る七福神霊場である。 ■品川神社:大黒天 ■養願寺:布袋尊 ■一心寺:寿老人 ... -
二十二社
二十二社とは社格の一つで、平安時代中期から中世にかけて朝廷から特別の崇敬を受けた神社で、上七社・中七社・下八社の22社からなる。国家の重大事や天変地異に際して特別の奉幣に預かり、最高の社格として不動の地位にあった。 康保3年(966)伊勢・石清... -
日尾八幡神社 | 愛媛県松山市
日尾八幡神社は、天平勝宝4年(752)孝謙天皇の勅により宇佐八幡宮より御分霊を勧請し、久米八幡宮と称したと伝えられる。旧別当は四国49番浄土寺で、文治年間(1185~90)源頼朝が再興、承久年間(1219~22)河野通信が社殿の改築を行った。松山八社八幡... -
高砂天祖神社 | 東京都葛飾区
高砂天祖神社は伊勢・鹿島・香取の神を祀り、江戸時代以前は三社大明神と称していた。創建年代は不詳だが、社伝によれば、中世、伊勢神宮の神領・葛西御厨が置かれていた時代に、皇大神宮から御分霊を勧請し、村の鎮守として奉斎したことに始まるという。... -
春日神社 | 東京都町田市
大蔵の春日神社は、宝永4年(1707)旧別当・増福寺の頼盛法印が社殿を建立、奈良の春日大社から御分霊を勧請して創建したと伝えられるが、実際の創建はさらに古く遡るだろうと考えられている。江戸時代には朱印地3石を賜っていた。明治42年(1909)旧大蔵... -
西小松川天祖神社 | 東京都江戸川区
西小松川天祖神社は西小松川村の鎮守。創建年代は不詳だが、社伝によれば康正2年(1456)現社家の祖先である秋元刑部左衛門橘瀧次が下総国から来住、神職として奉仕するようになった。現在の社殿は慶応3年(1867)の造営、昭和30年(1955)に増築したもの...