下落合氷川神社は下落合村の鎮守。創建については孝昭天皇の御代(約2400年前)という伝承がある。『江戸名所図会』によれば、当社は稲田姫一座で女体の宮、高田氷川神社(豊島区高田)は素盞嗚尊一座で男体の宮、両社合わせて夫婦の宮としたという。太田道灌がしばしば参拝したとも伝えられる。
正式名称 | 氷川神社〔ひかわじんじゃ〕 |
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御祭神 | 素盞嗚尊 稲田姫命 大己貴命 |
社格等 | 旧村社 |
鎮座地 | 東京都新宿区下落合2-7-12 [Mapion|googlemap] |
公式サイト | http://www.shinjyuku-hikawa.jp/ |
御朱印
平成17年に拝受した御朱印。朱印は「氷川神社」。
御由緒
下落合氷川神社は下落合村の鎮守で、牡丹の名所として知られる真言宗の瑠璃山薬王院がかつての別当であった。創建については不詳だが、第五代孝昭天皇の御代に創建されたという伝承がある。
『江戸名所図会』などによれば、高田氷川神社(豊島区高田)は素盞嗚尊一座で男体の宮、当社は稲田姫一座で女体の宮と称し、両社合わせて夫婦の宮としたという。また、在原業平と二条后(藤原高子。清和天皇の女御で後に皇太后。『伊勢物語』などに基づき、入内以前、在原業平と恋愛関係にあったという説がある)を祀るという俗説があったようで、「はなはだ非なり」とこれを否定している。
この付近は眺めがよかったことから、太田道潅もしばしば参拝したと伝えられる。また、江戸時代には、境内の吹井戸から水とともにわき出す砂粒に大黒様の姿が現れると評判になり、遠近から参詣者が集まったという。
明治39年(1906)村社に昇格した。
写真帖
メモ
新目白通りに沿うような形になっているが、緑が多い境内である。当社を女体の宮、高田氷川神社を男体の宮とする説は多くの資料が引用しているのだが、両社の御由緒書には触れられていない。
氷川神社の概要
名称 | 氷川神社 |
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通称 | 下落合氷川神社 |
旧称 | 氷川社 女体の宮 |
御祭神 | 素盞嗚尊〔すさのおのみこと〕 稲田姫命〔いなだひめのみこと〕 大己貴命〔おおなむちのみこと〕 |
鎮座地 | 東京都新宿区下落合二丁目7番12号 |
創建年代 | 伝・孝昭天皇の御代(B.C.475~B.C.393) |
社格等 | 旧村社 |
例祭 | 9月第2日曜日 |
神事・行事 | 1月1日/歳旦祭 2月節分/節分祭 2月11日/建国記念祭 2月17日/祈年祭 5月27日/中祭 6月30日/大祓式 10月17日/神嘗祭 11月23日/新嘗祭 12月31日/除夜祭 |
交通アクセス
□西武新宿線「下落合駅」より徒歩5分
□JR山手線・東西線「高田馬場駅」より徒歩7分
□JR山手線「目白駅」より徒歩10分