大森鷲神社は、古くは鷲宮と呼ばれた。創建年代は不詳だが、江戸時代の中頃から広く武運・開運・商売繁昌の信仰を集める。11月に行われる酉の市は有名。多くの参詣者で城南地区随一といわれる賑わいを見せる。
正式名称 | 鷲神社〔おおとりじんじゃ〕 |
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通称 | 大森鷲神社〔おおもり おおとりじんじゃ〕 |
御祭神 | 日本武尊 |
社格等 | 旧無格社 |
鎮座地 | 東京都大田区大森北1-15-12 [Mapion|googlemap] |
御朱印
平成19年拝受の御朱印。中央の御朱印は鳳凰のようである。右上の印は「酉之市」、左下は「鷲神社印」。
御由緒
創建年代は不詳。御祭神は日本武尊で、江戸時代の中期から武運・開運・商売繁盛の霊験ありとして広く信仰を集めてきたという。
『新編武蔵風土記稿』には不入斗村の鷲宮とあり、社殿は八尺(約2.4m)四方、勧請の年代は不詳で、そばに松の木が3株あったと記されている。
鈴森八幡宮(磐井神社)と同じく真言宗の八幡山密厳院(大森北3)が別当であった。一説には、かつて密厳院の大門が当社の付近にあり、密厳院の守護神を祀ったのが当社の始まりだともいう。
昭和20年(1945)空襲により社殿が焼失。昭和28年(1953)に細見された。
小さなお社だが、11月に行われる酉の市には多数の参詣者が集まり、城南地区でも随一と言われる賑わいを見せる。
写真帖
メモ
JR大森駅から大森銀座商店街を抜けたところに鎮座する。御朱印は平成成19年の酉の市にて拝受した。大変な人出で、行列最後尾に並ぶと、鳥居をくぐるまでに20分近くかかった。参道に入ったところにテントがあり、「かっこめ」などを頒布している。その一角で御朱印を受け付けてくれるのだが、氏子の奉仕のようだ。御朱印帳を預け、そのまま行列の流れるままに拝殿へと進んで参拝。その後、御朱印帳を受け取りに行く形であった。
大森鷲神社の概要
名称 | 鷲神社 |
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通称 | 大森鷲神社 |
旧称 | 鷲宮 |
御祭神 | 日本武尊〔やまとたけるのみこと〕 |
鎮座地 | 東京都大田区大森北一丁目15番12号 |
創建年代 | 不詳 |
社格等 | 旧無格社 |
例祭 | 11月酉の日(酉の市) |
神事・行事 | 1月1日/正五九祭(元旦祭) 5月5日/正五九祭 9月9日/正五九祭 |
交通アクセス
□JR東海道本線・京浜東北線「大森駅」より徒歩約5分
□京浜急行線「大森海岸駅」より徒歩約8分