こまいぬ@御朱印研究家– Author –
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吹上稲荷神社 | 東京都文京区
吹上稲荷神社は、元和8年(1622)徳川秀忠が日光山より江戸城内・紅葉山吹上御殿に勧請したことを創祀とする。その後、神田一ツ橋外の護持院ヶ原から小石川の守山藩松平家の邸内に遷され、宝暦元年(1751)大塚村民が鎮守として拝領、善仁寺境内に祀った。... -
腰掛稲荷神社 | 東京都文京区
腰掛稲荷神社の社伝によれば、徳川家光が鷹狩りの際、この地で大木の切り株に腰を掛けて休息した(一説には徳川家康が榎の大木に腰掛けたとも)。周囲の風景を楽しんだ後、傍らの稲荷の祠を拝して立ち去った。里人は不敬にならないよう切り株の周囲を竹矢... -
櫻木神社 | 東京都文京区
社伝によれば、文明年間(1469~87)太田道灌が北野天満宮より御分霊を勧請し、江戸城内に祀ったことに始まる。2代将軍秀忠の時代、湯島台坂上の旧・桜の馬場に遷された。さらに元禄3年(1960)湯島聖堂の造営・昌平坂学問所の設立に伴い、本郷真砂町の真... -
三河稲荷神社 | 東京都文京区
三河稲荷神社は、天正18年(1590)徳川家康が江戸に入府した際、三河国碧海郡の隣松寺鎮守の稲荷社を吹上に勧請したことに始まる。慶長11年(1606)御弓組が大縄地を拝領した際、その鎮守として昌清寺境内に祀られた。明治の神仏分離により独立、明治26年... -
金刀比羅宮 東京分社 | 東京都文京区
(平成17年撮影) 金刀比羅宮東京分社は、文政2年(1819)板橋市左衛門が屋敷内に金毘羅大権現を勧請して祀ったことに始まる。明治13年(1880)公認の神社となり、明治21年(1888)神田和泉町に遷り、讃岐金刀比羅宮の境外末社となる。明治26年(1893)深... -
牛天神北野神社 | 東京都文京区
牛天神北野神社と通称される。社伝によれば、寿永元年(1182)源頼朝が東国の敵を平定している途中、当地で休息した。その時、夢に牛に乗った菅原道真が現れ、これから二つの吉事があることを告げた。その夢告の通りに吉事があったため、夢に現れた菅原道... -
小石川大神宮 | 東京都文京区
小石川大神宮は、昭和41年(1966)伊勢神宮の崇敬者総代で希代の敬神家であった佐佐木勝造翁の発願により、伊勢神宮より授与された天照皇大神の別大麻である特別御神璽を奉戴して創建された。令和3年(2021)社地を移転し、神明造の新社殿が造営された。 ... -
白山神社 | 東京都文京区
小石川の白山神社は、天暦2年(948)加賀国一宮・白山比咩神社の御分霊を勧請したことに始まるという。当初の鎮座地は現在の本郷一丁目あたりだったが、元和2年(1616)巣鴨原(現在の小石川植物園)に遷った。しかし慶安5年(1652)館林藩の下屋敷の造営... -
中井御霊神社 | 東京都新宿区
中井御霊神社は、景行天皇40年(110)日本武尊の東征に従った常陸国鹿島神宮の神裔の一部がこのあたりを統治するようになり、祖神・武甕槌命を祀ったことを起源とする。源義家の奥州征伐の後、当地に源氏の一族が居住するようになり、故郷・大和国宇陀郡の... -
下落合氷川神社 | 東京都新宿区
下落合氷川神社は下落合村の鎮守。創建については孝昭天皇の御代(約2400年前)という伝承がある。『江戸名所図会』によれば、当社は稲田姫一座で女体の宮、高田氷川神社(豊島区高田)は素盞嗚尊一座で男体の宮、両社合わせて夫婦の宮としたという。太田...