江戸の霊場

江戸六地蔵、江戸六阿弥陀、江戸十大祖師など江戸・東京の巡礼の御朱印

江戸三大閻魔

霞関山 太宗寺

江戸三大閻魔、東京都新宿区新宿の霞関山太宗寺の御朱印、縁起・歴史、アクセスなどの紹介。太宗の開いた庵を起源とし、領主・内藤氏(信濃高遠藩主)の菩提寺となった。閻魔像は一丈八尺で江戸第一の巨像だった。
江戸三大閻魔

稱光山 華徳院

江戸三大閻魔、東京都杉並区松ノ木にある称光山華徳院の御朱印、縁起、アクセスなどの紹介。運慶作という閻魔大王の丈六像を本尊としていたが関東大震災で伽藍とともに焼失。昭和4年(1929)現在地に再建された。
江戸三大閻魔

薬王山 善養寺

江戸三大閻魔、東京都豊島区西巣鴨にある薬王山善養寺の御朱印、縁起・沿革、アクセスなどの紹介。慈覚大師が上野山内に開創。江戸時代に下谷坂本に移り、明治45年(1912)巣鴨に移転。閻魔像は、豊島区の登録有形文化財。
江戸十大祖師

正定山 幸國寺(布引祖師)

江戸十大祖師・正定山幸國寺の御首題、縁起などの紹介。東京都新宿区原町。布引幸國寺。寛永7年(1630)加藤清正の発願により開創された。祖師像は「布引の祖師」として知られ、古くから悪病除けの信仰を集めた。
江戸十大祖師

報新山 宗延寺(読経祖師)

江戸十大祖師・報新山宗延寺の御首題、縁起などの紹介。東京都杉並区堀ノ内。下谷宗延寺。元は下谷車坂(台東区東上野)にあり、身延山久遠寺末の触頭三ヶ寺の一つであった。祖師像は「読経の祖師」として知られ、信仰すれば声がよくなるとして信仰を集めたという。
江戸十大祖師

妙祐山 宗林寺(舟守祖師)

江戸十大祖師・妙祐山宗林寺の御首題、縁起などの紹介。東京都台東区谷中。谷中宗林寺。天正7年(1579)徳川家康の茶の師であった斎藤宗林を開基として創建された。祖師像は日蓮上人が伊豆に配流された際、舟守弥三郎に与えられたという「舟守祖師」である。
江戸十大祖師

慈雲山 瑞輪寺(安産飯匙祖師)

江戸十大祖師・慈雲山瑞輪寺の御首題、縁起などの紹介。東京都台東区谷中。開山の慈雲院日新上人は徳川家康幼少時の学問の師。祖師像は安産飯匙の祖師と呼ばれ、厄除・安産救護の霊験で信仰を集める。平成18年(2004)日蓮宗の本山(由緒寺院)に昇格した。
江戸十大祖師

伎楽山 妙音寺(池の妙音寺)

江戸十大祖師・伎楽山妙音寺の御首題、縁起などの紹介。東京都台東区松が谷。池の妙音寺。慶長15年(1610)安立院日雄上人が夢で妙音弁財天のお告げを受けて開創した。妙音堂に祀られる弁財天は芸能音楽の守り神として広く信仰を集めたという。
江戸十大祖師

妙祐山 幸龍寺(田甫の幸龍寺)

江戸十大祖師・妙祐山幸龍寺の御首題、縁起などの紹介。東京都世田谷区北烏山。田甫の幸龍寺。元は浅草田甫と呼ばれていた浅草ビューホテルの辺りにあったため「田甫(たんぼ)の幸龍寺」の通称がある。徳川将軍家との関わりが深く、浅草屈指の大寺院であった。
江戸十大祖師

安立山 長遠寺(土富店祖師)

江戸十大祖師・安立山長遠寺の御首題、縁起などの紹介。東京都台東区元浅草。土富店長遠寺。文禄3年(1597)長遠院日樹上人の開創。土富店(どぶだな)のお祖師様として名高く、堀之内のお祖師様(妙法寺)、池上のお祖師様(本門寺)とともに江戸の三大祖師に数えられていたという。