日本橋日枝神社(日枝神社 日本橋摂社)

日枝神社日本橋摂社拝殿

日本橋日枝神社(日枝神社日本橋摂社・摂社日枝神社)は、千代田区永田町に鎮座する旧官幣大社・日枝神社の境外摂社。江戸時代には永田馬場山王御旅所などと称された。天正年間(1573~92)日枝神社の祭礼で八丁堀北嶋祓所の御旅所まで神輿が船で渡御したことを起源とする。明治10年(1877)日枝神社と改称して無格社に列するが、大正4年(1945)本社・日枝神社の境外摂社とされた。

正式名称 日枝神社摂社 日枝神社〔ひえじんじゃ〕
通称 日枝神社日本橋摂社 日本橋日枝神社 摂社日枝神社
御祭神 大山咋神 国常立神 伊弉冉神 足仲彦神 〈相殿〉浅間大神 菅原大神 稲荷大神
社格等 旧官幣大社日枝神社摂社
鎮座地 東京都中央区日本橋茅場町1-6-16 [Mapion | googlemap]
最寄り駅 茅場町(東西線・日比谷線)
日本橋(銀座線・東西線・都営浅草線)
公式サイト http://www.hiejinjanihombashisessha.tokyo/
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御朱印

  • 日枝神社日本橋摂社の御朱印

    (1)

  • 日枝神社日本橋摂社の御朱印

    (2)

  • 日枝神社日本橋摂社の御朱印

    (3)

(1)平成18年拝受の御朱印、書き置き。朱印は「日枝大社」。右上に「方位除」。

(2)平成28年拝受の御朱印。朱印・揮毫ともに「日枝神社」。右上に「皇城の鎮」。

(3)平成30年拝受の御朱印。朱印は平成28年のものと同じだが、右上の文字が「山王御旅所」になっている。

御由緒

日枝神社日本橋摂社

御祭神

日枝大神
■大山咋神
■国常立神
■伊弉冉神
■足仲彦神
相殿
■菅原大神(菅原道真公)
■稲荷大神(宇氣母智神)
■浅間大神(木花佐久夜比売命)

本社・日枝神社の御祭神四柱(日枝大神)を主祭神とし、相殿に元の境内末社であった天満宮・稲荷社・浅間社の御祭神を祀る。

由緒(歴史)

日枝神社日本橋摂社山王祭鳳輦

日枝神社日本橋摂社は、千代田区永田町に鎮座する旧官幣大社・日枝神社の境外摂社・御旅所であり、日本橋日枝神社・摂社日枝神社などとも呼ばれる。隔年で行われる日枝神社の例祭・山王祭の神幸祭では、2基の鳳輦と1基の宮神輿を社殿前に奉安して御旅所祭が行われる。

天正年間(1573~92)、日枝神社の祭礼に八丁堀北嶋(鎧嶌)祓所の御旅所まで神輿が船で神幸したことを起源とする。寛永年間(1624~45)現社地が御旅所に定められた。

江戸時代には、遙拝所として日枝神社の神主・樹下氏持ちの山王宮と別当・観理院持ちの山王権現の二つの社が並んでいた。山王祭の際にはその前に仮殿が設けられ、献饌・別当による法楽・神主による奉幣の式が行われた。

境内には末社の天満宮、稲荷社、浅間社や山王権現の本地仏を祀る薬師堂、閻魔堂などがあった。

日枝神社日本橋摂社江戸名所図会

『江戸名所図会』永田馬場山王御旅所〔国会図書館デジタルコレクション〕

中でも薬師堂は茅場町のお薬師さまとして信仰を集め、天台宗の鎧島山智泉院が別当を務めていた。この薬師如来像は恵心僧都の作とされ、長く相模国の大庭村(藤沢市)に祀られていたが、領主の旗本・諏訪部氏により東叡山に納められた。寛永12年(1635)東叡山の天海僧正は、当地が江戸城の東にあり(薬師如来は東方浄瑠璃浄土の教主)、また薬師如来が山王権現の本地仏であることから、この像を山王御旅所に安置したと伝えられる。

明治元年(1868)神仏分離令により薬師堂・智泉院を分離した。現在、薬師如来像は川崎市の等覚院に奉安され、市の重要歴史記念物に指定されている。

明治10年(1877)無格社・日枝神社として独立の神社となるが、大正4年(1945)本社の日枝神社が官幣大社に昇格したのに伴い、その境外摂社とされた。

関東大震災の後、昭和3年(1928)に現在の社殿を造営。この時、境内末社の北野神社・稲荷神社・浅間神社の祭神を本殿に合祀した。昭和20年(1945)東京大空襲で被災するが、直ちに補修を行った。昭和41年(1966)には屋根の葺き替えと大修理を行い、さらに平成22年(2010)にも外装工事を行った。

明徳稲荷神社

日枝神社日本橋摂社明徳稲荷神社

明徳稲荷神社鳥居

同じ境内にある明徳稲荷神社は、日枝神社の兼務社ではあるが独立した神社である。創建年代は不詳で、元禄年間(1688~1704)から茅場町交差点角のところに祀られていた。関東大震災後の区画整理により現社地に遷座したという。

初午祭の日のみ、日本橋日枝神社で御朱印をいただくことができるようだ。

写真帖

  • 日枝神社日本橋摂社参道

    参道

  • 日枝神社日本橋摂社手水舎

    手水舎

  • 日枝神社日本橋摂社鳥居

    鳥居

  • 日枝神社日本橋摂社狛犬

    狛犬

  • 日枝神社日本橋摂社社号標

    社号標

  • 日枝神社日本橋摂社御神木

    御神木

  • 日枝神社日本橋摂社明徳稲荷神社

    明徳稲荷神社鳥居

  • 日枝神社日本橋摂社明徳稲荷神社社殿

    明徳稲荷神社 社殿

  • 日枝神社日本橋摂社拝殿

    拝殿

  • 日枝神社日本橋摂社本殿

    本殿

  • 日枝神社日本橋摂社山王祭鳳輦

    山王祭 鳳輦と宮神輿(平成30年)

  • 日枝神社日本橋摂社山王祭御旅所祭

    山王祭 御旅所祭(平成30年)

メモ

東京メトロ茅場町駅のほど近く、文字通りビルの谷間に鎮座している。『江戸名所図会』の挿絵を見ると、現在の社務所のあたりに薬師堂が、社殿のあたりに山王宮と山王権現の二つの社があったようだ。

現在の社殿は昭和3年の造営ということなので、鉄筋コンクリート造の社殿としてはかなり早いものである。

初めての参拝は平成17年。当時は神職常駐ではなかったようで、社務所で留守を預かっているらしい女性に御朱印をお願いし、書き置きの御朱印をいただいた。

その後も何度か参拝したが、平成28年にネット上の画像で御朱印が変わっていることに気づき、二度目の御朱印をいただいた。

なお、近年、日枝神社の兼務社で日本橋兜町に鎮座する兜神社の御朱印も当社で授与するようになった。

日本橋日枝神社の概要

名称 日枝神社摂社 日枝神社
通称 日枝神社日本橋摂社 日本橋日枝神社 摂社日枝神社 日本橋御旅所
旧称 山王御旅所
御祭神 大山咋神〔おおやまくいのかみ〕
国常立神〔くにとこたちのかみ〕
伊弉冉神〔いざなみのかみ〕
足仲彦神〔たらしなかつひこのかみ〕
〈相殿〉
浅間大神〔あさまのおおかみ〕
菅原大神〔すがわらのおおかみ〕
稲荷大神〔いなりのおおかみ〕
鎮座地 東京都中央区日本橋茅場町一丁目6番16号
創建年代 天正18年(1590)
社格等 旧官幣大社日枝神社摂社
例祭 6月13日(※隔年、神幸祭のない年)
神事・行事 1月1日/若水祭・歳旦祭
6月30日/夏越大祓
12月最終週/年越大祓
12月31日/除夜祭

交通アクセス

□茅場町駅(日比谷線・東西線)より徒歩1分
□日本橋駅(銀座線・東西線・都営浅草線)より徒歩4分


※掲載の情報は最新のものとは限りません。ご自身で確認をお願いします。

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