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東大島神社 | 東京都江東区

東大島神社

昭和24年(1949)空襲で焼失した東大島地区の5つの神社(永平神社・子安神社・小名木神社・南本所牛島神社・北本所牛島神社)を合祀して創建された。現在の社殿は昭和53年(1978)に改築されたものである。

正式名称 東大島神社〔ひがしおおじまじんじゃ〕
御祭神 天照皇大神 牛島大神 稲荷大神
社格等 (旧無格社)
鎮座地 東京都江東区大島7-24-1 [Mapion|googlemap]
公式サイト http://www7b.biglobe.ne.jp/~higashioojimajinja/
江東区の神社
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御朱印

  • 東大島神社の御朱印

平成18年拝受の御朱印。中央の朱印は「東大島神社印」。右下に緑で「東大島鎮守」、左下に白抜きで「東大島」。

御由緒

昭和20年(1945)米軍の空襲により東大島地区は灰燼に帰し、この地にあった5つの神社も焼失した。

戦後、各神社の総代及び有志が5社の合併を決議。牛嶋神社猿江神社の宮司の協力も得て、昭和24年(1949)東大島神社を創立し、社地を取得した。昭和27年(1952)社殿が造営され、翌28年(1953)盛大に竣工記念式典が執り行われた。

合祀された5つの神社は以下の通りだが、各神社の記録は数次に及ぶ水害や戦災のため失われ、詳しい由緒は不明である。

永平神社(大島町七丁目219番地)
正式名称は稲荷神社、社格は無格社。創建は慶長6年(1601)とも元禄年間(1688~1704)ともいう。旧深川出村の鎮守で、小名・永平に鎮座していたので永平稲荷・永平神社と通称された。猿江神社が兼務していた。

子安神社(大島町八丁目317番地)
正式名称は稲荷神社、社格は無格社。旧平方村の鎮守で、万治年間(1658~61)の創祀と伝えられる。猿江神社が兼務していた。

小名木神社(大島町八丁目121番地)
正式名称は稲荷神社、社格は無格社。旧小名木村の鎮守で、元禄初年の創建と伝えられる。猿江神社が兼務していた。

南本所牛島神社(大島町七丁目843番地)
旧南本所出村の鎮守。無格社。本所総鎮守の牛島神社の御分霊を勧請したものであろう。元禄年間(1688~1704)村内の石井甚左衛門屋敷地にあったものを、後年村の鎮守として祀った。大正8年(1919)本所区牛島神社の末社・琴平神社に合祀したという。

北本所牛島神社(大島町七丁目460番地)
旧北本所出村の鎮守。『大島町誌』(昭和7年)には稲荷神社とあるが、牛島神社が正しいのであろう。創建年代は不詳。元は北本所出村1番地浅野氏屋敷地にあったものを明治37年(1904)に遷座したという。

現在の社殿は昭和53年(1978)の造営である。平成14年(2002)には御鎮座五十周年事業として社殿の修復が行われた。

写真帖

  • 鳥居

    鳥居

  • 手水舎

    手水舎

  • 狛犬

    狛犬

  • 狛犬

    狛犬

  • 六角石塔・豊栄社

    六角石塔と豊栄社

  • 庚申塔と水神宮

    庚申塔と水神宮

  • 由来碑

    由来碑

  • 社殿

    社殿

メモ

都営新宿線の大島駅と東大島駅のほぼ中間に鎮座する。緑の多い境内には、焼失した5つの神社から集められた石の祠や鳥居などが安置されている。

東大島神社の概要

名称 東大島神社
旧称 稲荷神社(永平稲荷神社・永平神社)
稲荷神社(子安稲荷神社・子安神社)
稲荷神社(小名木稲荷神社・小名木神社)
牛島神社(南本所牛島神社)
牛島神社(北本所牛島神社)
御祭神 天照皇大神〔あまてらすおおみかみ〕
牛島大神〔うしじまのおおかみ〕
稲荷大神〔いなりのおおかみ〕
鎮座地 東京都江東区大島七丁目24番1号
創建年代 昭和24年(1949)合祀・創立
社格等 (旧無格社)
例祭 8月第1金・土・日曜日
神事・行事 1月1日/歳旦祭
2月3日/節分祭
6月30日/夏越大祓式
12月31日/年越大祓式

交通アクセス

□都営新宿線「東大島駅」より徒歩約7分

東都神社御朱印集
東京の神社400社以上の御朱印や由緒などの紹介。珍しい江戸時代から昭和戦前までの御朱印も掲載。
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