
経ヶ森は四国52番太山寺の奥の院。太山寺の裏山になる。豊後国の真野長者が高浜の沖で嵐に遭った時、日頃信仰する観世音菩薩に祈念すると、経ヶ森から光が照らし、難を逃れることができた。これに感謝して太山寺を建立したと伝えられる。
| 正式名称 | 経ヶ森〔きょうがもり〕 |
|---|---|
| 御本尊 | 十一面観世音菩薩 |
| 本尊真言 | おん まきゃ きゃろにきゃ そわか |
| 鎮座地 | 愛媛県松山市高浜町5 [Mapion|googlemap] |

経ヶ森の御朱印

(1)平成18年拝受の御朱印。墨書は「奉納/十一面観音/太山寺奥之院」。中央の朱印は蓮台上の火炎宝珠に十一面観音の種字「キャ」、右上の印は「五十二番奥之院」、左下は「瀧雲山太山寺」。
略縁起
豊後の国の真野長者が都へ向かう途中、高浜の沖で暴風雨に襲われた。日頃信仰する観世音菩薩に祈念したところ、経ヶ森より光が照らし、難を逃れることができた。これに感謝して太山寺を建立したと伝えられる。
現在、経ヶ森の頂上には十一面観音の像が建ち、高浜の沖に向かっている。ただし、以前の観音像は平成13年(2001)の芸予地震で土台から落下したため、小さい像が祀られている。以前の観音像は震源地に向かって倒れており、そのおかげで人的被害が少なくて済んだということから「身代わり観音」として太山寺境内に祀られている。
経ヶ森の納経は太山寺の納経所でお願いできる。
写真帖


メモ
経ヶ森から太山寺の反対側に下ると高浜港・松山観光港があり、この道も遍路道になっている。九州から松山に上陸した遍路が、この道を通って太山寺から打ち始めたのであろうか。経ヶ森へはこの道を上って参拝し、太山寺に下って納経をお願いした。
経ヶ森の概要
| 名称 | 経ヶ森 |
|---|---|
| 御本尊 | 十一面観世音菩薩 |
| 所在地 | 愛媛県松山市高浜町5丁目 |
| 創建年代 | 用明天皇2年(586) |
| 開基 | 真野長者 |
| 宗派等 | 真言宗智山派 |
交通アクセス
□52番太山寺境内より徒歩
□松山観光港より徒歩
更新履歴
2008.05.18.公開
2026.04.29.更新、Wordpressへ移行。

