練馬白山神社 | 東京都練馬区

練馬白山神社

正式名称 白山神社〔はくさんじんじゃ〕
御祭神 伊邪那美命
社格等 旧村社
鎮座地 東京都練馬区練馬4-1-2 [Mapion|googlemap]
公式サイト http://nerimahakusan.or.jp/

【由緒概要】
練馬白山神社は火災で旧記等が焼失したため創建年代は不明であるが、境内の大ケヤキの推定樹齢や境内に隣接する土地から発見された板碑などから弘安4年(1281)以前の鎮座であろうという。2本の大ケヤキは推定樹齢約900年。源義家が戦勝祈願のために植えたものと伝えられ、国の天然記念物に指定されている。

目次

練馬白山神社の御朱印

  • 練馬白山神社の御朱印

平成23年拝受の御朱印。中央の朱印は「練馬白山神社」、右上は「参拝記念」。

練馬白山神社について

名称 白山神社
通称 練馬白山神社
御祭神 伊邪那美命〔いざなみのみこと〕
鎮座地 東京都練馬区練馬四丁目1番3号
創建年代 弘安4年(1281)以前?
社格等 旧村社
例祭 10月第2日曜日
神事・行事 1月1日/歳旦祭
2月15日/初午祭
2月23日/祈年祭
6月19日/大祓式
11月23日/新嘗祭
12月19日/大祓
※『平成「祭」データ』による
文化財 〈天然記念物〉大ケヤキ

御由緒

練馬白山神社の創建年代等は、明治初年の火災により旧記等が焼失してしまったため詳らかでない。

しかし、境内の大ケヤキの推定樹齢が約900年であること、境内に隣接する土地から弘安4年(1281)元寇に際して戦勝祈願のために建立されたという板碑が発見されたことなどから、弘安4年以前に勧請されたものであろうという。当時、この土地は関東武士が鎌倉に往来するところで既に一村が形成されていたと考えられている。

『下練馬村御割付之写』には白山大権現、『新編武蔵風土記稿』には白山社として記載される。

明治元年(1868)社殿を造営、大正13年(1924)改修。昭和3年(1928)昭和の御大典に際して村社に昇格した。

現在の社殿は平成13年(2001)に造営されたものである。

2本の大ケヤキは国の天然記念物に指定されている。石段上の木は樹高14m、幹廻り7.2mで昭和15年(1940)国の天然記念物に指定された。石段下の木は樹高19m、幹廻り8mで、国の天然記念物に指定されたのは平成8年(1996)である。

地元の伝承によれば、源義家が奥州征伐の際、戦勝祈願のために奉納したものとされ、明治の初めまでは6本あったという。明治18年(1885)4本目が伐採された時は枝根を切っても倒れず、村人が総出で幹に大綱を結び、ようやく引き倒したという。

写真帖

  • 一の鳥居

    一の鳥居

  • 神楽殿

    神楽殿

  • 大ケヤキ

    石段下の大ケヤキ(国天然記念物)

  • 大ケヤキ

    石段上の大ケヤキ(国天然記念物)

  • 二の鳥居

    二の鳥居

  • 三社稲荷神社

    三社稲荷神社

  • 拝殿

    拝殿

  • 本殿

    本殿

メモ

練馬駅と豊島園駅の中間ぐらいに鎮座する。あるサイトで、正月に御朱印をいただいたとあった。参拝したところ、その場でいただくことはできず、御朱印帳を預けて後日受け取りという形でいただいた。
※平成28年現在、御朱印の対応はしていないようである。

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