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白鳥神社 | 香川県東かがわ市

白鳥神社

白鳥神社は、成務天皇の命により、白鶴に化した日本武尊が留まった讃岐国大内郡鶴内の地に神陵を営んだことに始まると伝えられる。江戸時代には高松藩松平家の格別の崇敬を受け、四国八十八ヶ所を巡る遍路にも番外札所として参詣するものが多かった。

正式名称 白鳥神社〔しろとり じんじゃ〕
御祭神 日本武尊 両道入姫命 橘姫命
社格等 旧県社
鎮座地 香川県東かがわ市松原69 [Mapion|googlemap]
巡拝 四国曼荼羅霊場7番 さぬき十五社1番
公式サイト https://www.shirotori-jinja.jp/
香川県の神社
香川県の神社の御朱印の紹介。高松市一宮町:田村神社(讃岐国一宮・旧国幣中社)。仲多度郡琴平町:金刀比羅宮(旧国幣中社)・白峰神社・厳魂神社。高松市宮脇町:石清尾八幡宮。坂出市西庄町:白峰宮。観音寺市八幡町:琴弾八幡宮。東かがわ市松原:白鳥神社。東かがわ市水主:水主神社。
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御朱印

  • 白鳥神社の御朱印

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  • 白鳥神社の御朱印

    (2)

(1)平成20年拝受の御朱印。中央の朱印は「白鳥神社」、右上は「さぬき十五社第一番」。

(2)平成20年拝受、四国曼荼羅霊場の御朱印。中央の朱印は鶴丸の神紋。右上は「第七番」、左下は「白鳥神社」。

昔の御朱印

  • 白鳥神社の御朱印

    (1)

  • 白鳥神社の御朱印

    (2)

  • 白鳥神社の御朱印

    (3)

(1)明和6年(1769)の納経(御朱印)。墨書は「奉納中臣祓/讃州大内郡/白鳥大神宮廣前/當番社家/常円御房」。常円坊は参拝した行者の名前。中央に宝印はない。左下の朱印は判読できない。

(2)天保11年(1840)の御朱印。文字は版木押しで「御祈願所 讃岐国大内郡/白鳥太神宮/當番/社家」。中央に宝印はない。左下の黒印は判読できない。

(3)明治12年の御朱印。書き置きで幅が狭い。文字部分は版木押しで「讃岐國縣社/大内郡白鳥郷/白鳥宮」。下の朱印は「白鳥宮社務所」。

御由緒

日本武尊は東征の帰途、伊勢国能褒野において薨去された後、白鶴に化して西に飛び去り、大和国琴弾原(奈良県御所市)、河内国旧市邑(大阪府羽曳野市)、さらに讃岐国大内郡鶴内の里にとどまったという。『源平盛衰記』には「日本武尊終に崩じ給ふ、御年三十。白鶴と変じて西を指て飛去。讃岐国白鳥明神と顕れ給ふ」とある。

成務天皇(日本武尊の弟)は神櫛皇子(同じく日本武尊の弟で讃岐国造の祖)を武殻王(日本武尊の御子で讃岐綾君らの祖)に従わせて讃岐の国造に封じ、当地に神陵を営ませた。さらに仲哀天皇(日本武尊の御子)は神籬を建てて封戸を寄進、仁徳天皇の御代に祠が建てられたという。これを当社の淵源とする。

源義経が屋島の合戦に際し、白鳥神社に戦勝を祈願すると、天から白い羽が舞い降りるという奇瑞があり、兵力劣勢にもかかわらず大勝した。これにより武神として崇敬され、八幡神を祀るようになった。

天正年間(1573~92)長宗我部勢による虎丸城攻めの兵火で焼失。慶長10年(1605)高松藩主・生駒一正の援助により、僧・増乗が再興して「鶴内八幡宮」と称した。また「白鳥八幡」ともいわれたという。

寛永19年(1642)高松藩主となった松平頼重は、大内郡の総鎮守である水主神社に対して白鳥神社を優遇した。

寛文4年(1664)京都吉田神社の祀官・卜部(猪熊)兼古を招いて神主とする。御祭神のうち八幡神を西山村(東かがわ市西山)の別宮八幡神社に遷し、改めて日本武尊を主祭神として「白鳥宮」と改めるとともに、社僧を排して唯一神道とし、別当の鶴内寺は廃された。

さらに広大な松原と壮麗な社殿を持つ境内が整備され、社領200石を寄進した上、幕府に申請して朱印地とした。その後も歴代藩主により手厚く保護され、領民の信仰を集めて、西のとならぶ繁栄を誇ったという。

特に弘法大師に関わる伝承はないが、東讃を代表する大社であり、四国八十八ヶ所を巡拝する遍路でも当社を参拝するものが多かったようだ。

神主・宮司は代々猪熊氏が勤め、江戸時代には朱印地の支配権を認められていた。境内東隣には猪熊家の邸宅が現存し、県の有形文化財に指定されている。

写真帖

  • 大鳥居

    大鳥居

  • 恵比須神社

    恵比須神社

  • 一の門

    一の門

  • 注連柱

    注連柱

  • 三社

    三社

  • 五社

    五社

  • 拝殿

    拝殿

  • 本殿

    本殿

  • 白鳥の松原

    白鳥の松原

メモ

四国曼荼羅霊場の第7番。JR讃岐白鳥駅から歩いて5分ほど。気さくな宮司さんで、まだ松の内の1月6日で参拝者が絶えない中、気軽に御朱印に応じてくださり、神社のことなどいろいろと説明してくださった。

白鳥神社の概要

名称 白鳥神社
旧称 白鳥宮 白鳥大神宮 鶴内八幡宮 白鳥八幡
御祭神 日本武尊〔やまとたけるのみこと〕
両道入姫命〔ふたじいりひめのみこと〕
橘姫命〔たちばなひめのみこと〕
鎮座地 香川県東かがわ市松原69番地
創建年代 成務天皇の御代(131~190)
社格等 旧県社
例祭 5月8日
10月4日
神事・行事 1月1日/歳旦祭
1月15日に近い日曜日/太々神楽
2月3日/節分祭
2月最初の午の日/初午祭
2月22日/祈年祭
春分の日に近い戊の日/春の地神社
5月4~6日/春祭
5月5日/演武大会
6月30日/大祓
7月31日/夏越祭
秋分の日に近い戊の日/秋の地神社
10月6~8日/秋祭
※10月6日/神幸祭
※10月8日/還幸祭
11月26日/新嘗祭
12月8日/お火焚祭(おみかんやき)
12月15日/お煤掃
12月31日/大祓・除夜祭
文化財 〈重文〉太刀
巡拝 四国曼荼羅霊場(7番) さぬき十五社(1番) さぬき七福神(恵比須神)

交通アクセス

□JR高徳線「讃岐白鳥駅」より徒歩約5分

諸国神社御朱印集
全国各地の神社を御朱印、由緒、アクセスなどの紹介。伊勢神宮をはじめ旧官国幣社、旧府県社、別表神社、さまざまな由緒を持った神社の由緒と御朱印を都道府県別に紹介する。現代の御朱印の他、江戸時代から明治、大正、昭和戦前の貴重な御朱印、海外廃絶神社の御朱印も掲載。

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