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貴船神社 | 京都市左京区

貴船神社

貴船神社は全国の貴船神社・貴布祢神社の総本宮で、貴布彌総本宮を称する。創建年代は不詳だが、白鳳6年(677)に社殿を建て替えたと伝えられる。鴨川の水源に鎮座することから水を司る神として篤い崇敬された。また、古くから雨乞いの霊験で知られ、たびたび祈雨の奉幣が行われた。絵馬発祥の社としても知られる。

正式名称 貴船神社〔きふねじんじゃ〕
御祭神 高龗神
社格等 式内社(名神大) 二十二社 旧官幣中社 別表神社
鎮座地 京都市左京区鞍馬貴船町180 [Mapion|googlemap]
公式サイト http://kifunejinja.jp/
京都府の神社
京都府の神社の御朱印、由緒(歴史)、アクセスなどの紹介。上賀茂神社・下鴨神社・石清水八幡宮・松尾大社・平野神社・伏見稲荷大社・平安神宮・八坂神社・白峯神宮・梅宮大社・貴船神社・大原野神社・吉田神社・北野天満宮・豊国神社・護王神社・建勲神社・梨木神社・今宮神社・宗忠神社・東丸神社・離宮八幡宮
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御朱印

  • 貴船神社の御朱印

    (1)

(1)平成25年拝受の御朱印。中央の朱印は「貴布祢社」、右上に双葉葵の神紋、左下に花。

昔の御朱印

  • 貴船神社の御朱印

    (1)

  • 貴船神社の御朱印

    (2)

  • 貴船神社の御朱印

    (3)

(1)大正10年頃の御朱印。中央の朱印は「山城国 官幣中社 貴船神社 参拝證」。右上の印は葵の神紋、左下は「貴船神社」。

(2)昭和5年頃の御朱印。中央の朱印は「官幣中社 貴舩神社」。上の印は葵の神紋。

(3)昭和16年の御朱印。朱印は「貴布祢社」。現在の御朱印とほぼ同じで、昭和17年発行の『惟神の礎』にも、この印が掲載されている。

御由緒

貴船神社は、全国の貴船神社の総本社。古くから水を司る神として名高い。

古くは「貴布禰」と記されることが多かった。地名は「きぶね」だが、水の神であることから社号は「きふね」と濁らずに読むという。

創建年代については不詳だが、貴船大神が丑の年の牛の月の丑の日に貴船山中の鏡岩に天下ったという社伝がある。

また、別の伝によれば反正天皇の御代(406~11)、神武天皇の皇母・玉依姫〔たまよりひめ〕が現れ、黄船に乗って大阪湾から淀川・鴨川を遡り、貴船川の上流・現在の奥宮の地に到り、水神を奉斎したことに始まるとされる。

奥宮の船形石は黄船を小石で覆ったものとされ、貴船の名も黄船に因むという。天武天皇白鳳6年(677)に社伝を造替したと伝えられる。奥宮の御祭神は本宮と同じく高龗神だが、一説には闇龗神・玉依姫命も祀られているとされる。社記では、高龗神と闇龗神は同一の神であるという。

『日本後紀』には、鞍馬寺は延暦15年(796)藤原伊勢人〔ふじわら の いせんど〕が当時造営の任に当たったとき、貴船明神の託宣によって創建したと記されている。

鴨川の水源に位置することから、特に都が京都に遷されてからは朝野の篤い崇敬を受けた。弘仁9年(818)大社に列して従五位下の神階を受け、保延6年(1140)には正一位となる。延喜の制では名神大社に列し、祈年・月次・新嘗の官幣に預かった。また、二十二社にも列した。弘安9年(1286)には亀山上皇が行幸し、国事多難克服を祈願している。

特に室生山や丹生川上神社などともに雨乞いの霊験で知られ、祈雨神八十五座の一座に数えられた。弘仁9年(818)7月には室生山上龍穴などとともに勅使が遣わされ、祈雨の奉幣があった。以来、祈雨には黒馬を、止雨には白馬または赤馬を献じて祈願が行われた。後に生馬に換えて板立馬を献じるようになり、これが「絵馬」の起源になったという。

永承元年(1046)出水のため社殿が流失。天喜3年(1055)現社地に遷座再建し、旧社地は奥宮として奉斎するようになった。中世以来、貴船神社は長く上賀茂神社の第二摂社とされていたが、この社殿流失と再建が原因の一つともされている。嘉承元年(1106)上賀茂神社が火災で焼失したときには、一時、御神体が貴船神社に遷された。

明治4年(1871)上賀茂神社より独立して官幣中社となり、社号も「貴布禰社」から「貴船神社」に改められた。現在の社殿は平成19年(2007)に改築されたものである。

写真帖

  • 鳥居

    鳥居

  • 参道

    参道

  • 絵馬発祥の社

    絵馬発祥の社

  • 御神水

    御神水

  • 拝殿

    拝殿

  • 本殿

    本殿

  • 結社

    結社

  • 天の磐船

    結社と天の磐船

  • 奥宮神門

    奥宮神門

  • 奥宮拝殿

    奥宮拝殿

  • 本殿

    本殿

  • 船形石

    船形石

メモ

鞍馬から貴船への参拝は畏友との長年の約束であったのだが、なかなかその機会がなかった。ようやく平成25年に実現したのだが、最初の約束が平成10年のことだったので、約15年越しということになる。鞍馬寺から山越えをして、ちょうど昼の12時過ぎに貴船へと下りたのだが、季節柄か人でいっぱいであった。名物の川床も満員。貴船神社の境内も多くの参拝者であふれ、写真もなかなか撮りづらかった。徒歩で結社、奥宮と参拝、帰りには少し人も減って、川床で昼食を取ることができた。人は多かったものの神域の趣があり、時季を選んでまた参拝したいものである。

貴船神社の概要

名称 貴船神社
旧称 貴布彌社
御祭神 〈本宮〉
高龗神〔たかおかみのかみ〕
〈結社〉
磐長姫命〔いわながひめのみこと〕
〈奥宮〉
高龗神〔たかおかみのかみ〕
鎮座地 京都市左京区鞍馬貴船町180番地
創建年代 不詳、一説に反正天皇の御代/伝・天武天皇白鳳6年(677)社殿造替
社格等 式内社 二十二社(下八社) 旧官幣中社 別表神社
延喜式 山城國愛宕郡 貴布禰神社 名神大 月次新嘗
例祭 6月1日(貴船祭)
神事・行事 1月1日/若水神事・歳旦祭
1月7日/若菜神事
1月初辰の日/初辰大祭
1月15日/御粥祭
2月3日/節分祭
2月11日/紀元祭
3月3日/桃花神事
3月9日/雨乞祭
3月17日/祈年祭
3月春分の日/春分祭
4月1日/春季御更衣祭
4月3日/土解祭
4月29日/昭和祭
5月5日/菖蒲神事
6月30日/夏越の大祓式
7月7日/貴船の水まつり・七夕神事
9月9日/菊花神事
9月秋分の日/秋分祭
9月26日/祖霊祭
10月17日/神嘗奉祝祭
11月1日/秋季御更衣祭
11月7日/御火焚祭・御日供講員大祭
11月23日/新嘗祭
12月31日/師走の大祓式・除夜祭
巡拝 神仏霊場104番

交通アクセス

□叡山電車「貴船口駅」より徒歩30分、またはバス
■京都バス33系統貴船行「貴船」下車徒歩5分

諸国神社御朱印集
全国各地の神社を御朱印、由緒、アクセスなどの紹介。伊勢神宮をはじめ旧官国幣社、旧府県社、別表神社、さまざまな由緒を持った神社の由緒と御朱印を都道府県別に紹介する。現代の御朱印の他、江戸時代から明治、大正、昭和戦前の貴重な御朱印、海外廃絶神社の御朱印も掲載。

コメント

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