こまいぬ@御朱印研究家– Author –
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亀塚稲荷神社 | 東京都港区
亀塚稲荷神社の創建年代は不詳だが、『更級日記』に見える竹芝伝説に関わる伝承がある。竹芝の衛士の屋敷(亀塚公園・済海寺のあたり)にあった酒壺の下に白い霊亀が住み着き、人々が神として祀ったところ非常に霊験があった。ある大雨の翌朝、酒壺も亀も... -
三田春日神社 | 東京都港区
三田春日神社は、天徳2年(958)武蔵の国司・藤原正房が藤原氏の祖神・天児屋根命を荏原郡三田邑に奉斎したことに始まると伝えられる。天文年間(1544~55)現社地に遷座した。江戸時代は御府内唯一の春日社として、徳川将軍家や諸大名から崇敬されたとい... -
麻布氷川神社 | 東京都港区
麻布氷川神社は麻布の総鎮守で、古くは麻布明神とも呼ばれた。旧地は麻布一本松のあたりで、天慶5年(942)源経基が創建したとも、文明年間(1469~85)太田道灌が勧請したとも伝えられる。江戸時代は江戸七氷川の一として崇敬されたという。 正式名称 氷... -
元神明宮 | 東京都港区
元神明宮は、社伝によれば寛弘2年(1005)の創建とされる御鎮座一千年の古社である。古くは小山神明宮などと呼ばれたが、飯倉神明(芝大神宮)の旧地であるとの伝承から「元神明宮」の名がある。天正年間(1573=92)徳川家より神宝・御神体を遷すよう命じ... -
廣尾稲荷神社 | 東京都港区
広尾稲荷神社は、慶長年間(1596~1615)徳川秀忠が当地で鷹狩りをした折、稲荷神を勧請したことに始まる。千蔵寺持ちであったことから千蔵寺稲荷、萩の花が舐めるように咲き乱れていたことからハギナメ稲荷と呼ばれたという。拝殿は弘化4年(1847)の再建... -
十番稲荷神社 | 東京都港区
十番稲荷神社は、第二次大戦で被災した旧坂下町の末廣神社と旧永坂町の竹長稲荷神社を合祀したものである。末長神社は慶長年間(1596~1615)の創祀で、明治6年(1873)村社に列した。竹長稲荷神社の創建は和銅5年(712)とも弘仁13年(822)ともいわれる... -
六本木天祖神社(龍土神明宮)| 東京都港区
六本木天祖神社は、至徳元年(1384)芝西久保の飯倉城山に創建されたと伝えられる。毎夜、品川沖から龍が燈明を献じたため、龍燈山と呼ばれるようになった。これが転じて龍土村の名が起こり、当社も龍土神明宮と呼ばれるようになった。元和年間(1615~24... -
久國神社 | 東京都港区
久国神社の創建年代は不詳。元は千代田村紅葉(現・皇居内)に祀られていたが、長禄3年(1457)太田道灌が江戸城を築くに際して溜池に遷し、城隍の鎮守とした。道灌が久国の銘刀を寄進したことから久国稲荷と称されるようになったという。寛保元年(1741)... -
烏森神社 | 東京都港区
烏森神社は江戸時代、日本橋の椙森神社、神田の柳森神社とともに江戸三森として信仰を集めた。かつてこのあたりは浜辺の松林で、枯れ洲の森・空洲の森などと呼ばれていた。多くの烏が巣をかけていたことから烏の森とも呼ばれたともいう。天慶3年(940)藤... -
日比谷神社 | 東京都港区
日比谷神社の創建年代は不詳だが、古くより現在の日比谷公園の大塚あたりに鎮座し、日比谷稲荷と呼ばれていた。慶長11年(1606)日比谷御門建設のため、氏子とともに新橋に遷された。昭和3年(1928)関東大震災後の区画整理のため愛宕下町(現・新橋四丁目...