PR

東伏見稲荷神社 | 東京都西東京市

東伏見稲荷神社

東伏見稲荷神社は、関東地方の稲荷信仰者の熱心な希望により、昭和4年(1929)伏見稲荷大社の御分祀として創建された。当社の創建により、最寄りの西武新宿線上保谷駅は東伏見駅と改称され、その後、地名も東伏見となった。

正式名称 東伏見稲荷神社〔ひがしふしみ いなりじんじゃ〕
御祭神 宇迦之御魂大神 佐田彦大神 大宮能売大神
社格等 旧無格社
鎮座地 東京都西東京市東伏見1-5-38 [Mapion|googlemap]
最寄り駅 西武柳沢・東伏見(西武新宿線)
バス停:東伏見稲荷神社
公式サイト http://www.higashifushimi-inari.jp/
北多摩地域の神社
北多摩地域の神社の御朱印。大國魂神社・谷保天満宮・小野神社・小金井神社・阿豆佐味天神社・諏訪神社・豊鹿嶋神社・小平神明宮・田無神社・東伏見稲荷神社・武蔵野八幡宮・青渭神社・国領神社・虎狛神社・布多天神社・伊豆美神社など29社
スポンサーリンク

御由緒

東伏見稲荷神社は、昭和4年(1929)官幣大社・稲荷神社(伏見稲荷大社)の御分祀として奉斎・創建された。

御祭神は宇迦之御魂大神・佐田彦大神・大宮能売大神の三柱で、東伏見稲荷大神と創唱する。東伏見の社号は、京都の伏見から東にお遷ししたという意味である。

当時、関東地方の稲荷信仰者より伏見稲荷の御分霊を奉斎したいという熱心な希望があった。これに信者の参拝の便を図り、迷信など誤った稲荷信仰を是正したいという伏見稲荷神社が協力して創建されることとなった。

当社の創建には当たっては、西武鉄道が所有していた土地約7,000坪を社地として無償貸与したのをはじめ、神社創建にかかる費用の一部を提供するなど積極的に協力した。御霊代の移動には貴賓室を仕立てた特別列車を運行したという。

御鎮座に伴って最寄りの上保谷駅は東伏見駅と改称。その後、鎮座地周辺の地名も東伏見となった。

昭和57年(1982)東京都によって「新東京百景」に選ばれた。

御朱印

  • 東伏見稲荷神社の御朱印

    (1)

(1)平成17年拝受の御朱印。朱印は「東伏見稲荷神社」。

昔の御朱印

  • 東伏見稲荷神社の御朱印

    (1)

(1)昭和9年の御朱印。中央の朱印は「東伏見稲荷神社」、左下は白抜きで「稲荷神社参拝記念章」。

写真帖

  • 大鳥居

    大鳥居

  • 神狐

    神狐

  • 神門

    神門

  • 舞殿

    舞殿

  • 拝殿

    拝殿

  • 本殿

    本殿

  • お塚の鳥居

    お塚の鳥居

  • 金鷹社

    金鷹社

  • 権太夫社

    権太夫社

  • 太郎稲荷社

    太郎稲荷社

  • 三徳社・要町稲荷社

    三徳社・要町稲荷社

  • 宇迦之御魂大神

    宇迦之御魂大神

  • 愛法稲荷大神・愛徳稲荷大神

    愛法稲荷大神・十誡徹修・愛徳稲荷大神

  • 八幡大神

    八幡大神

  • 綾太郎稲荷社

    綾太郎稲荷社

  • 開照大神

    開照大神

メモ

住宅地の中に大きな朱の鳥居が建つ。参道の両側に建つ神狐もなかなか大きく、往時の信仰の篤さをうかがわせる。神門をくぐると、その先に木々の緑を背景として、やはり美しい朱塗りの拝殿がある。新しく創建された神社ということもあってか、全体に手入れが行き届き、すっきりとした印象がある
社殿の背後には伏見稲荷大社の稲荷山を模したお塚がある。多数の祠や碑が建ち、朱の鳥居や幟が奉納されている。

東伏見稲荷神社の概要

名称 東伏見稲荷神社
御祭神 宇迦之御魂大神〔うがのみたまのおおかみ〕
佐田彦大神〔さだひこのおおかみ〕
大宮能売大神〔おおみやのめのおおかみ〕
鎮座地 東京都西東京市東伏見一丁目5番38号
創建年代 昭和4年(1929)
社格等 旧無格社
例祭 2月初午
神事・行事 1月1日/歳旦祭
2月3日/節分祭
2月11日/紀元祭
2月中午の日/二の午祭
4月10日/春季大祭
6月下旬/本宮祭
6月30日/大祓式
10月20日/秋季大祭
11月3日/明治祭
11月下旬/祖霊祭
11月23日/新嘗祭
12月31日/大祓式・除夜祭

交通アクセス

□西武新宿線「西武柳沢駅」より徒歩約7分、またはバス
■西武バス吉祥寺駅・三鷹駅行き「東伏見稲荷神社」下車徒歩1分
□西武新宿線「東伏見駅」より徒歩約10分
□JR中央線「吉祥寺駅」「三鷹駅」よりバス
■西武バス柳沢駅行き「東伏見稲荷神社」下車徒歩1分
□西武池袋線「保谷駅」よりバス
■西武バス吉祥寺駅・三鷹駅行き「東伏見稲荷神社」下車徒歩1分

東都神社御朱印集
東京の神社400社以上の御朱印や由緒などの紹介。珍しい江戸時代から昭和戦前までの御朱印も掲載。
タイトルとURLをコピーしました