山王稲穂神社は下小金井の産土神である。承応3年(1654)下小金井の新田の開発にあたり、江戸麹町の山王宮(日枝神社)を勧請したことにはじまる。元は山王社と称したが、明治初年の神仏分離によって稲穂神社と改めた。
正式名称 | 稲穂神社〔いなほじんじゃ〕 |
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通称 | 山王稲穂神社〔さんのう いなほじんじゃ〕 |
御祭神 | 大山咋神 |
社格等 | 旧無格社 |
鎮座地 | 東京都小金井市本町5-41-36 [Mapion|googlemap] |
最寄り駅 | 武蔵小金井(JR中央本線) バス停:稲穂神社前 |
公式サイト | https://inahojinja.jp/ |
北多摩地域の神社
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御由緒
山王稲穂神社は、承応3年(1654)下小金井村の新田500石を開発するにあたり、江戸麹町の山王宮(日枝神社)より御分霊を勧請したことを創祀とする。以来、下小金井の産土の神として崇敬された。別当は真言宗の天神山金蔵院(中町4)だった。
古くは山王社と称し、『新編武蔵風土記稿』には「社地除三石六斗。上山野の内にあり。この辺を山王窪とよべり。江戸麴町山王遥拝のため勧請せりという」とある。
明治に至り、神仏分離によって稲穂神社と改称した。一粒の種子を蒔けば万倍の粒となることから、すべてのことが栄え、成し遂げられるように名付けられたという。山王稲穂神社と通称される。
御朱印
平成19年拝受の御朱印。中央の朱印は「稲穂神社之印」、左下の印は「山王稲穂神社宮司印」。
写真帖
メモ
小さな神社であるが、平成18年(2006)、夏の甲子園と国体で2度の全国制覇を果たした早稲田実業のナインが稲穂神社のお守りを持っていたということから一躍注目を集めるようになった。
山王稲穂神社の概要
名称 | 稲穂神社 |
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通称 | 山王稲穂神社 |
旧称 | 山王権現 山王社 |
御祭神 | 大山咋神〔おおやまくいのかみ〕 |
鎮座地 | 東京都小金井市本町五丁目41番36号 |
創建年代 | 承応3年(1654) |
社格等 | 旧無格社 |
例祭 | 5月最終土・日曜日 |
神事・行事 | 1月1日/歳旦祭 2月節分/節分祭 2月17日/祈年祭 6月30日/大祓式 8月15日/慰霊祭 11月23日/新嘗祭 12月31日/大祓式 |
交通アクセス
□JR中央線「武蔵小金井駅」より徒歩約12分
東都神社御朱印集
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