正式名称 | 鷲神社〔わしじんじゃ〕 |
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通称 | 島根鷲神社〔しまね わしじんじゃ〕 |
御祭神 | 日本武尊 誉田別尊 国常立命 |
社格等 | 旧村社 |
鎮座地 | 東京都足立区島根4-25-1 [Mapion|googlemap] |
公式サイト | http://washijinja.jp/ |
【由緒概要】
島根鷲神社は、島根村の鎮守である。社伝によれば、当地は古代の入り江で神々が上陸したところといい、日本武尊が神々を尊んでこの地を祀った。その事績に因んで浮島明神と唱えたという。文保2年(1318)当地の鎮守として再興されたと伝えられる。
島根鷲神社の御朱印
平成19年拝受の御朱印。中央の朱印は「鷲神社」、左下の印は「社務所印」。
島根鷲神社について
名称 | 鷲神社 |
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通称 | 島根鷲神社 |
旧称 | 鷲大明神 浮島明神 |
御祭神 | 日本武尊〔やまとたけるのみこと〕 誉田別尊〔ほんだわけのみこと〕 国常立命〔くにとこたちのみこと〕 |
鎮座地 | 東京都足立区島根四丁目25番1号 |
創建年代 | 不詳/文保2年(1318)中興 |
社格等 | 旧村社 |
例祭 | 9月17日 |
神事・行事 | 1月1日/歳旦祭 2月節分/節分祭 2月19日/祈年祭 6月30日/大祓 7月1日/冨士開き 8月仲日/祖霊祭 11月酉の日/酉の待ち・新嘗祭 12月31日/大祓 |
御由緒
島根鷲神社は、島根村の鎮守。旧別当は真言宗の御嶽山普門院であった。創建年代は不詳だが、文保2年(1318)の中興と伝えられる。
応永20年(1413)の足利義持寄進状写に、足立郡島根村内の六段を氷川御宮(大宮の氷川神社)に寄進するとあり、島根が室町時代には成立していた古い村であることがわかる。
社伝によれば、その昔、当地は入り江の景勝地で、神々が上陸したところと伝えられる。日本武尊が東征の際、それらの神々を尊んでこの地を祀ったという。この事績に因んで浮島明神・大鷲尊と申し上げ、鎌倉時代以降は鷲大明神と称された。
かつて、島根村には島畑(水田の中に畑があり、その形が島のようだったことから島畑と呼ばれたという)が多く集落が散在し、7つの祠があったという。元禄8年(1695)の検地によって完全に一つの村となったので、7祠のうち八幡社の誉田別尊と明神社の国常立命の2柱を合祀、三柱の神を祀るようになった。
島根村は徳川将軍家の鷹狩場であったことから、歴代将軍の参詣があった。3代将軍家光のお手植えという松があったが、天保年間(1830~1845)惜しくも枯れてしまったと伝えられえる。また、8代将軍吉宗は、当社にあった寺子屋で、手習い教本に幕府の諸法度集が用いられているのを見て、祠官に褒美を賜ったという。
明治6年(1873)村社に列した。現在の社殿は昭和31年(1956)の造営。
境内には享和2年(1802)建立の鳥居があり、足立区の登録有形民俗文化財となっている。当社に伝わる島根囃子や島根神代神楽は足立区の登録無形民族文化財である。
写真帖
メモ
酉の市に合わせて参拝したのだが、忙しいため対応できないとのことで、日を改めて参拝した。兼務社である竹塚神社・栗原氷川神社・六月八幡神社の御朱印もいただくことができた。さわやかに晴れた晩秋の空と色づいた社叢を背景に、神明造の社殿が映える。
島根の酉の市は地元の人が中心のようで、他所のように豪華な熊手を売る出店などはないようだった。とはいえ、熊手の頒布やお神楽はとても賑やかで、和気あいあいとした雰囲気だった。
コメント
[…] ■足立区 島根鷲神社 東京都足立区島根4-25-1 最寄り駅:梅島、竹ノ塚、西新井 ※島根囃子の奉納があります。 […]