玉川神社は等々力村の鎮守で、元は熊野社と称した。文亀年間(1501~04)世田谷城主・吉良頼康が紀州熊野より勧請したと伝えられる。明治41年(1908)村内の天祖神社・御嶽神社・諏訪神社を合祀し、玉川神社と改称した。
正式名称 | 玉川神社〔たまがわじんじゃ〕 |
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御祭神 | 伊邪那岐命 伊邪那美命 黄泉事解男命 〈相殿〉天照皇大神 大国主命 少彦名命 日本武尊 建御名方命 |
社格等 | 旧村社 |
鎮座地 | 東京都世田谷区等々力3-27-7 [Mapion|googlemap] |
世田谷区の神社
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目次
御朱印
(1)平成18年拝受の御朱印。朱印は「玉川神社」。左下に宮参りの様子を描いたスタンプ。
(2)平成29年拝受の御朱印。朱印は平成18年のものと同じ「玉川神社」。
御由緒
玉川神社は、元は熊野神社と称した。等々力村の鎮守で、別当は致航山満願寺(真言宗)であった。
社伝によれば、文亀年間(1501~04)に世田谷城主の吉良頼康が紀州より熊野権現を勧請したと伝えられる。
明治5年(1872)村社に列格。同41年(1908)村内の無格社3社、字上原の天祖神社(伊勢宮)、小山根の御嶽神社、諏訪分の諏訪神社を合祀し、社号を地名に因んで玉川神社と改称した。なお、後に諏訪神社は野毛の日枝神社を遷座し、東玉川神社と改称する形で再興されている。
現在の本殿は昭和4年(1929)、拝殿と幣殿は昭和15年(1940)の改築。
写真帖
メモ
目黒通りに面する鎮守の森に立派な木造の社殿が鎮座する。世田谷百景にも選ばれた風情のあるたたずまいである。
向かって拝殿の右手に石獅子がある。獅子の子落としを表し、石でできた築山の上に二頭の親獅子が、麓で見上げる子獅子を見下ろしている。
玉川神社の概要
名称 | 玉川神社 |
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旧称 | 熊野神社 |
御祭神 | 伊邪那岐命〔いざなぎのみこと〕 伊邪那美命〔いざなみのみこと〕 黄泉事解男命〔よもつことさかのおのみこと〕 〈相殿〉 天照皇大神〔あまてらすおおみかみ〕 大国主命〔おおくにぬしのみこと〕 少彦名命〔すくなひこなのみこと〕 日本武尊〔やまとたけるのみこと〕 建御名方命〔たけみなかたのみこと〕 |
鎮座地 | 東京都世田谷区等々力三丁目27番7号 |
創建年代 | 文亀年間(1501~04) |
社格等 | 旧村社 |
例祭 | 9月敬老の日の前日 |
神事・行事 | 1月1日/歳旦祭 3月28日/祈年祭 6月30日/大祓 11月28日/新嘗祭・慰霊祭 12月28日/大祓 |
交通アクセス
□東急大井町線「等々力駅」より徒歩約5分
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