猿田彦神社

猿田彦神社

倭姫命をこの地に迎えた大田命の子孫で神宮に玉串大内人として奉仕した宇治土公氏が、その祖神・猿田彦大神と大田命を私邸内に祀ったことを起原とする。明治になって公開し、広く参詣者を受け入れるようになった。「みちひらき」の神として信仰を集め、全国に多くの崇敬者を有する。

正式名称 猿田彦神社〔さるたひこじんじゃ〕
御祭神 猿田彦大神 〈相殿〉大田命
社格等 旧無格社 別表神社
鎮座地 三重県伊勢市宇治浦田2-1-10 [Mapion|googlemap]
最寄り駅 五十鈴川(近鉄山田線)
バス停:猿田彦神社前
公式サイト http://www.sarutahikojinja.or.jp/
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御由緒

かつて玉串大内人〔たまぐしおおうちんど〕として神宮に奉仕していた宇治土公〔うじとこ〕氏がその祖である猿田彦大神と大田命を私邸内に祀ったことに始まると伝えられる。

猿田彦大神は天孫降臨に際し、瓊々杵尊〔ににぎのみこと〕を天八衢〔あめのやちまた〕に迎えて日向に案内した。『倭姫世記』によると、その裔・大田命は、天照大神の御杖代〔みつえしろ〕として伊勢に至った倭姫命〔やまとひめのみこと〕を迎え、宇治の五十鈴川の畔、現在の内宮の地を献上したという。その子孫は宇治土公〔うじのつちぎみ/うじとこ〕を称し、累代神宮に奉仕した。

当社は宇治土公氏の私邸内に祀られていたため、その鎮座地も宇治土公氏の移転とともに遷っている。

『三重県神社誌』(大正8年)によれば、建久年間(1190~99)の頃は興玉森(伊勢市中村町、現在は内宮の摂社・宇治山田神社が鎮座している)に祀られていたが、文明年間(1469~87)多気郡野中村(現・多気郡多気町野中)へ、さらに元和年間(1615~24)度会郡山田岡本町(現・伊勢市岡本)に遷座した。現在の地に遷ったのは延宝5年(1677)のことという。

慶応3年(1867)火災により社殿が焼失した。明治11年(1878)広く人々が参詣できるよう三重県に出願し、許可を得て邸の隣地(現社地)に社殿を造営した。以来、御啓行〔みちひらき〕の神として信仰を集め、全国的に多くの崇敬者を有している。

本殿は二重破風の妻入り造りで「さだひこ造り」と称する。元は境内中央の方位石の位置にあったが、昭和11年(1936)現在の位置に新しく建て替えた。さらに昭和49年(1974)、平成9年(1997)に造営工事が行われている。

御朱印

  • 猿田彦神社の御朱印

    (1)

  • 猿田彦神社の御朱印

    (2)

  • 猿田彦神社の御朱印

    (3)

(1)平成18年拝受の御朱印。朱印は「猿田彦神社」。

(2)平成25年拝受の御朱印。朱印は「猿田彦神社」で、枠が八角形の印に変わっている。右上に白抜きで「啓行〔みちひらき〕」。

(3)平成28年拝受の御朱印。朱印・揮毫ともに平成25年のものと同じ。

境内社の御朱印

  • 佐瑠女神社の御朱印

佐瑠女神社の御朱印、平成25年拝受。朱印は「佐瑠女神社」。

昔の御朱印

  • 昭和3年頃の御朱印

    (1)

  • 昭和14年の御朱印

    (2)

(1)昭和3年頃の御朱印。朱印は八稜鏡の中に勾玉と「猿田彦神社参拝記念」「宇治土公」。

(2)昭和14年の御朱印。朱印は「猿田彦神社」。枠の形は違うが、書体は現在使われている印とほぼ同じである。

写真帖

  • 前景

    前景

  • 鳥居

    鳥居

  • 手水舎

    手水舎

  • 佐瑠女神社

    佐瑠女神社

  • 拝殿

    拝殿

  • 神号額

    神号額

  • 本殿

    本殿

  • 御神田

    御神田

  • 本居宣長墨跡

    本居宣長墨跡

メモ

御木本道路沿い、内宮にほど近い浦田交差点の傍に鎮座する。社殿背後に御神田があり、毎年5月5日に御田植祭(県指定無形民俗文化財)が行われる。
境内社の佐瑠女神社には猿田彦大神の妻神・天宇受売命が祀られており、近年、こちらの御朱印もいただけるようになった。
また、境内に隣接して宇治土公貞幹の長女・伊藤小坡(1877~1968)の作品を展示する伊藤小坡美術館がある。

猿田彦神社の概要

名称 猿田彦神社
御祭神 猿田彦大神〔さるたひこのおおかみ〕
〈相殿〉
大田命〔おおたのみこと〕
鎮座地 三重県伊勢市宇治浦田二丁目1番10号
創建年代 不詳
社格等 旧無格社 別表神社
例祭 (春季)4月4~5日
(秋季)11月4~5日
神事・行事 1月1日/歳旦祭
2月11日/紀元祭
2月17日/祈年祭
3月春分の日/春分祭
5月5日/御田祭
6月30日/水無月晦日大祓
8月17・18日/佐留女神社例祭
9月秋分の日/秋分祭
10月17日/神嘗祭奉祝祭
11月23日/新嘗祭
12月5日/清砂頒布始祭
12月31日/大晦日大祓
文化財 〈県無形民俗文化財〉猿田彦神社の御田祭

交通アクセス

□近鉄鳥羽線「五十鈴川駅」より徒歩約20分、またはバス
■内宮前行きバス「猿田彦神社前」下車すぐ
□JR・近鉄「伊勢市駅」または近鉄「宇治山田駅」よりバス
■内宮前行きバス「猿田彦神社前」下車すぐ


※掲載の情報は最新のものとは限りません。ご自身で確認をお願いします。

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