こまいぬ@御朱印研究家– Author –
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離宮八幡宮 | 京都府乙訓郡大山崎町
離宮八幡宮は、貞観元年(859)行教上人が宇佐から八幡大神を奉じて上京した際、男山鎮斎の前にしばらく山崎に奉斎したことを起源とする、石清水八幡宮の元宮である。この地が嵯峨天皇の営んだ河陽離宮の跡であることから離宮八幡宮と称する。当社の神官が... -
お伊勢の森神明社 | 東京都武蔵村山市
お伊勢の森神明社は中藤・横田両村の総鎮守。宝暦12年(1762)に創建したと伝えられ、伊勢神宮の御分霊を奉斎する。かつて境内には樹齢4~500年の杉の巨木がそびえ、人々から「お伊勢の森」と称された。 正式名称 神明社〔しんめいしゃ〕 通称 お伊勢の森... -
矢口氷川神社 | 東京都大田区
矢口氷川神社は大田区内に鎮座する唯一の氷川神社で、新田神社のすぐ近くに鎮座する。創建年代やその後の歴史については詳らかでないが、古くから矢口村の氏神として崇敬されてきた。新田神社の兼務社で、江戸土時代にも新田神社の別当・真福寺(花光院に... -
上千葉香取神社 | 東京都葛飾区
上千葉香取神社は、旧別当・普賢寺の山門天井板銘に宝徳3年(1452)再建とあり、それ以前に下総国一宮・香取神宮から御分霊を勧請したものと考えられている。明治6年(1873)千葉神社と改称したが、昭和32年(1957)香取神社に復した。 葛飾区の神社 正式... -
一宮神社 | 徳島県徳島市
一宮神社は往古の阿波国一宮で、式内名神大社・天石門別八倉比売神社の論社。神山町に鎮座する上一宮大粟神社の御分霊を国府近くに勧請し、下一宮と称したことを創祀とする。南北朝時代以降、一宮城主の一宮氏が大宮司として祭祀を司った。江戸時代には徳... -
本居宣長ノ宮 | 三重県松阪市
本居宣長ノ宮は、江戸時代の国学者・本居宣長を祀る。明治8年(1875)山室村(松阪市山室町)の本居宣長の奥津城(墓)のかたわらに社殿を建立し、山室山神社と称したことに始まる。明治22年(1889)現在の松阪市役所の地に遷座。大正4年(1915)四五百森... -
今宮神社 | 京都市北区
今宮神社は、長保3年(1001)天下に疫病が流行したため、船岡山の北の紫野に社殿三宇を造営、平安遷都以前から当地に祀られていた疫神とともに三柱の神を祀り、盛大に御霊会を行ったことを創祀とする。徳川綱吉の生母・桂昌院(お玉の方)は西陣の八百屋の... -
山手七福神(元祖山手七福神)
山手七福神は、江戸から目黒不動・瀧泉寺への参詣道沿いに祀られた七福神を巡拝するもので、江戸で最初の七福神霊場とされる。新宿山ノ手七福神との混同を避けるため「元祖山手七福神」と呼ばれることが多いが、各寺院の表示や参詣の栞などでは「江戸最初... -
式内社と国史見在社
神社の御朱印をいただくようになると、「式内社〔しきないしゃ〕」「式内」という言葉を見かけることが多くなるのではないだろうか。御朱印に「延喜式内」あるいは「延喜式内名神大社」といった文字や印を入れる神社もある。 式内社とは、平安時代に編纂さ... -
(7)浄土真宗の御朱印
浄土真宗本願寺派と大谷派では、昭和60年代もしくは平成初頭あたりから宗派の方針として御朱印を授与していない。 「浄土真宗では、教義上の理由から伝統的に御朱印を授与していない」などということがまことしやかに言われているため、それを真に受けてい...