湯島天満宮 | 東京都文京区

湯島天満宮

湯島天満宮は、雄略天皇の勅命により天之手力雄命を祀ったことに始まると伝えられる。正平10年(1355)菅原道真を勧請・合祀、文明10年(1478)太田道灌が修営した。天正19年(1581)徳川家康より朱印地5石を寄進されている。江戸時代は江戸有数の盛り場として賑わい、特に富籤の興業は江戸の三富に数えられた。

正式名称 湯島天満宮〔ゆしまてんまんぐう〕
御祭神 菅原道真公 天之手力雄命
社格等 旧府社 別表神社
鎮座地 東京都文京区湯島3-30-1 [Mapion|googlemap]
公式サイト http://www.yushimatenjin.or.jp/
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目次

御朱印

  • 湯島天満宮の御朱印

    (1)

  • 湯島天満宮の御朱印

    (2)

(1)平成16年に拝受した御朱印。揮毫は「湯島天神」、朱印は「湯島天満宮印」。

(2)平成22年拝受の御朱印。揮毫は「湯島天満宮」、朱印は平成16年のものと同じ「湯島天満宮印」。

昔の御朱印

  • 湯島天満宮の御朱印

昭和11年の御朱印。朱印は「湯嶋神社」。

御由緒

湯島天満宮は、社伝によれば雄略天皇2年(458)勅命によって天之手力雄命を祀ったことに始まるという。正平10年(1355)湯島の郷民が菅原道真公を勧請・合祀。文明10年(1478)太田道潅が社殿を再建した。

天正19年(1591)徳川家康が朱印地5石を寄進。元禄4年(1691)、徳川綱吉は孔子聖堂を上野から湯島の昌平坂に移し、湯島天神と合わせてこの地を文教の中心として尊崇した。元禄16年(1703)火災で社殿が全焼したため、翌宝永元年(1704)綱吉が金500両を寄進している。

江戸時代の別当は寛永寺末の北野山喜見院であった。当社境内とその周辺は江戸有数の盛り場として賑わった。宮芝居や各地の寺社の出開帳が行われたほか、富籤の興業は谷中感応寺(現・天王寺)・目黒不動とともに江戸三富と呼ばれた。また毎月の植木市にも多くの参詣脚が集まったという。

明治5年(1872)郷社に列格、明治18年(1885)府社に昇格。

旧社殿は明治18年(1885)の建造で関東大震災や第二次大戦の戦火を免れたものであったが、老朽化のため平成7年(1995)に総檜造りの新社殿を造営した。また、平成12年(2000)社号を湯島神社から湯島天満宮に復した。

写真帖

  • 表鳥居

    銅鳥居

  • 神楽殿

    神楽殿

  • 絵馬殿

    絵馬殿

  • 手水舎

    手水舎

  • 撫で牛

    撫で牛

  • 撫で牛

    撫で牛

  • 奇縁氷人石

    奇縁氷人石

  • 新派碑

    新派碑

  • 文具至宝碑

    文具至宝碑とガス燈

  • 講談高座碑

    講談高座発祥の地碑

  • 努力の碑

    王貞治氏の努力の碑

  • 境内社

    末社・笹塚稲荷と摂社・戸隠神社

  • 拝殿

    拝殿

  • 本殿

    本殿

メモ

学問の神様として、受験生の参拝が絶えない。御朱印をいただいたときも、修学旅行らしい高校生たちが大勢参拝していた。

湯島天満宮の概要

名称 湯島天満宮
通称 湯島天神
旧称 湯島神社
御祭神 菅原道真公〔すがわらのみちざねこう〕
天之手力雄命〔あめのたぢからをのみこと〕
鎮座地 東京都文京区湯島三丁目30番1号
創建年代 雄略天皇2年(458)
社格等 旧府社 別表神社
例祭 5月25日
※近くの土・日曜日/大祭行事
神事・行事 1月1日/元旦祭
1月成人の日/成人祭
1月25日/初天神(うそ替え神事)
2月3日/節分祭
2月上旬~3月上旬/梅まつり
4月/新入学児童報告祭
5月/お田植祭
6月30日/夏越し大祓式
9月/抜穂祭
11月1日~23日/菊まつり
12月25日/納天神祭
11月26日/歳の市
12月31日/師走大祓式・除夜祭
文化財 〈都有形文化財〉表鳥居

交通アクセス

□東京メトロ千代田線「湯島駅」より徒歩2分
□東京メトロ銀座線「上野広小路駅」より徒歩5分
□都営大江戸線「上野御徒町駅」より徒歩5分
□JR山手線「御徒町駅」より徒歩8分
□東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線「本郷三丁目駅」より徒歩10分

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