石鎚神社

石鎚神社

石鎚神社は、西日本最高峰・石鎚山総本宮を称する。役行者の開創と伝えられ、石鎚蔵王大権現を祀る神仏習合の霊場として繁栄した。桓武天皇をはじめ、歴代天皇や武将から深く崇敬された。明治の神仏分離で石鎚神社となった。戦後は石鎚本教を組織し、神仏習合の伝統を生かした教化活動を行っている。

正式名称 石鎚神社〔いしづちじんじゃ〕
御祭神 石鎚毘古命
社格等 旧県社 別表神社
鎮座地 愛媛県西条市西田甲797番地 [Mapion|googlemap]
最寄り駅 石鎚山・伊予西条(JR予讃線)
バス停:石鎚神社
公式サイト http://ishizuchisan.jp/
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御朱印

  • 石鎚神社の御朱印

    (1)

  • 石鎚神社本社の御朱印

    (2)

  • 石鎚神社本社の御朱印

    (3)

(1)平成16年拝受の御朱印、社務所で拝受。中央上の朱印は丸に石の字の神紋、下は「石鎚神社」。左下は「石鎚神社社務所印」。

(2)平成25年拝受の御朱印、本殿前の授与所で拝受。中央上の朱印は丸に石の字の神紋、下は「石鎚神社本社本殿印」。右上は「伊豫高峯鎮座」。

(3)平成29年拝受の御朱印、授与所で拝受。朱印は平成25年のものと同じ。

※社務所と授与所でいただける印が違う。平成16年の時点では社務所でのみの授与であったが、今は授与所での御朱印が基本。

成就社・土小屋遙拝殿の御朱印

  • 石鎚神社成就社の御朱印

    (1)

  • 石鎚神社土小屋遙拝殿の御朱印

    (2)

(1)中宮・成就社の御朱印、平成22年拝受。中央上の印は槌に石の字。左下は「石鎚神社成就社之印」。右上は「伊豫高峯鎮座」、その下に「登拝記念」。

(2)土小屋遙拝殿の御朱印、平成18年拝受。中央の朱印は「石鎚神社」。右上に「伊豫高峯鎮座」、左に「石鎚山巽御門」、「石鎚神社土小屋遙拝殿」。

昔の御朱印

  • 石鎚神社の御朱印

    (1)

(1)昭和11年の御朱印。中央の朱印は「石鎚神社」で、本社社務所でいただいた御朱印とほぼ同じ。右上は「伊豫高峯鎮座」。

御由緒

石鎚神社は、石鎚山麓の西条市西田の口之宮・本社、中腹にある中宮・成就社、山頂の奥宮・頂上社、石鎚スカイラインの終点にある土小屋遙拝殿を総称で、石鎚山総本宮を称する。

石鎚山は近畿以西の最高峰で、山部赤人が「極しき伊予の高嶺」と詠み、『梁塵秘抄』にも聖の在所として歌われたように、古くからの山岳信仰の聖地である。『日本霊異記』には、石槌山の名は石槌神が坐すことによると記されている。

石鎚山系から北流する加茂川の畔には旧国幣中社の伊曽乃神社が鎮座する。地元の伝承によれば、石鎚の神と伊曽乃の神は夫婦だったと伝えられ、鳥居の脇に石鎚の神が投げたとされる石がある。

伝承では、石鎚山は役行者小角が開創したとされる。その後、寂仙菩薩が石鎚蔵王大権現と称えて信仰し、常住社(現在の中宮・成就社)を開いた。

『文徳実録』には灼然と弟子の上仙が精進練行したとある。『日本霊異記』には、嵯峨天皇が寂仙の生まれ変わりだという説話を載せる。若き日の弘法大師空海も石鎚山で修行したことは、大師直筆の『聾瞽指帰』によって知られる。

古くから神仏習合して修験道の道場となり、別当として前神寺横峰寺が栄えた。

桓武天皇が病気平癒を祈願して霊験があったため、金色院前神寺の号を下賜し、七堂伽藍を建立したのをはじめ、文徳天皇・高倉天皇・崇徳天皇・後醍醐天皇など歴代天皇が仏像や経巻を奉納した。興国3年(1342)には後村上天皇が朝敵退散を祈願するために勅使を遣わした。

また、河野氏が深く崇敬したのをはじめ、天正19年(1591)には福島正則が常住社に参籠している。慶長15年(1610)豊臣秀頼が常住の神殿を修築した。江戸時代には西条藩主松平氏、小松藩主一柳氏も深く尊崇した。

元は常住社の金色院前神寺が中心であったが、江戸時代の初め頃、現社地に里坊を設け、里前神寺と称した(後に里前神寺が前神寺となり、常住社は奥前神寺となる)。

明治の神仏分離により、石鎚蔵王権現を改めて石鎚神社となった。明治5年(1872)県社に列格。別当の前神寺と横峰寺は配され、前神寺の境内地が本社、横峰寺は西の遙拝所とされた。後に前神寺は末寺の医王院と合併して復興され、横峰寺は旧に復している。

戦後は神社本庁に属して別表神社に加列されるとともに、神仏習合の伝統を活かすために石鎚本教を設立、独自の教化活動を行っている。

現在の社殿は昭和42年(1967)に新築されたもの。天保2年(1831)再建という旧本殿は祖霊殿とされ、役小角を始め歴代宮司、別当寺の住職、役職員、先達等を祀っている。神門前と社務所の前には、備前の信徒から寄進された備前焼の狛犬がある。

もっとも重要な行事は7月初旬のお山開きで、三体の御神像が信徒の手によって頂上まで運び上げられる。期間中の登山者は十数万人という。

写真帖

  • 楼門

    楼門

  • 狛犬

    備前焼の狛犬

  • 三倍神社

    三倍神社

  • 方違社

    方違社

  • 厳島神社

    厳島社

  • 旧禊場

    旧 禊場

  • 祖霊殿

    祖霊殿(旧本殿)

  • 御神水

    御神水

  • 石鎚山遙拝殿

    石鎚山遙拝殿

  • 石鎚山登山口

    石鎚山登山口

  • 石段

    本殿前の石段

  • 拝殿

    拝殿

  • 本殿

    本殿

  • 石鎚山

    石鎚山

見どころ

■神門
旧前神寺の山門で、以前は随身を安置していたが、現在は天狗の像になっている。

■本殿前の石段
安永8年(1779)に奉懸された三の鎖が石段の中央に懸けられている。

■石鎚山遙拝殿
近年、登山口の前に石鎚山遙拝殿が建てられている。元は石鎚山の山頂に奥宮・頂上社として用いられていた石殿である。

メモ

石鎚山の麓に生まれ育った私にとって、大学進学のために地元を離れるまで、毎日のように石鎚山を見ていたものである。なにしろ、勉強机の横にあった窓から石鎚が見えるのである。が、実際に頂上まで登ったのは、小学5年と中学1年の学校行事の2度だけである(成就社までは何度か行ったが)。
案外、地元だとかえって行かないものである。それなりに険しい山なので、帰省のついでに登るというわけにもいかない。
本社は小高い場所にあり、朱塗りも鮮やかな権現造なので、国道やJRの社中からも望むことができる。
御朱印は本社の他、成就社・頂上社・土小屋遙拝殿でも拝受することができる。ただし通年対応は成就社のみで、土小屋遙拝殿は4月~11月、頂上社は5月~11月3日の対応とのこと。

石鎚神社の概要

名称 石鎚神社
旧称 石鎚大権現(前神寺)
御祭神 石鎚毘古命〔いしづちひこのみこと〕
鎮座地 愛媛県西条市西田甲797番地
創建年代 伝・天武天皇13年(685)
社格等 旧県社 別表神社
例祭 4月5日(桜まつり)
神事・行事 1月1日/元旦祭
2月3日/節分祭・星祭り祈願納め祭
4月6日/祖霊殿大祭・合祀祭
7月1日~10日/お山開き大祭
10月5日/秋まつり(神輿渡御)
10月6日/祖霊殿大祭・合祀祭

交通アクセス

□JR予讃線「石鎚山駅」より徒歩約7分
□JR予讃線「伊予西条駅」よりバス
■せとうちバス周桑営業所・今治営業所行き「石鎚神社」下車徒歩約5分


※掲載の情報は最新のものとは限りません。ご自身で確認をお願いします。

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